巨大モニュメントが“冷凍イカ状態”に 町は「毎月1万人が見にくる」
投稿者は「コロナ禍でも観光客がやってくるこのモニュメントは、地域経済にとっても大変ありがたいもの」と語る。
週末から日本列島を襲った寒波は峠を越え、強い寒気の流れ込みは弱まり始めた。ただ、28日(火)も北日本や北陸などは依然として寒気に覆われたままで、局地的に雪の強まっている所がある。そんな中、雪に覆われた石川県の巨大モニュメントが話題を呼んでいる。
■地域経済にとってありがたい
投稿したのは海産物などを扱う有限会社カネイシの新谷代表。Sirabee編集部の取材に対して「弊社も冷凍イカを扱っている。また、モニュメントがある観光施設に商品を置いていることもあり、インスピレーションで投稿した」と話す。
さらに、「コロナ禍でも観光客がやってくるこのモニュメントは、地域経済にとっても大変ありがたいもの」と語る。
関連記事:北海道で遭遇率ナンバーワン野生動物「キタキツネ」 近づくと感染症のリスクも
■臨時交付金を活用
石川県能登町の観光施設にある全長13メートル、高さ4メートルの巨大なスルメイカのモニュメント「イカキング」。設置費用3,000万円のうち約2,500万円を、国が自治体に配る新型コロナウイルス感染症対策の地方創生臨時交付金から捻出した。
そのため、一部町民から「感染症対策の効果があるのか」との声があがり、海外のメディアも取材にやって来るなど世界中の注目を浴びた。ただ、地方創生臨時交付金はコロナ感染防止のほか地域活性化など幅広く使えるのが特長。
また、財務省はユニークな取り組み例として、花火大会開催、スキー場のライトアップ、ランドセル配布、公用車購入、駅前広場への屋根設置などを列挙していた。