『紅白』鈴木雅之、がん克服した桑野信義との共演に喜び 「ラッパも吹くけど」
大晦日に開催される「紅白歌合戦」の事前リハーサルが29日、東京国際フォーラムで開催。ステージを終えた鈴木雅之が取材に応じた。
29日、東京国際フォーラムで『NHK紅白歌合戦』のリハーサル2日目が開催。リハーサルに参加した鈴木雅之がステージ後、記者陣の囲み取材に応じ、当日共演が決定しているラッツ&スターメンバー・桑野信義をイジった。
■Tik Tokでブレイク
1991年に「ガラス越しに消えた夏」、92年に「もう涙はいらない」、2020年に「夢で逢えたら」に続き、通算4度目の出場となった鈴木は、近年Tik Tokで大ブレイクし若者層に知名度が高いラッツ&スター時代のヒット曲「め組のひと」を2021紅白バージョンとして歌い上げる。
「2年連続で出場となり、本当にありがたく思っています。コロナで思うような活動ができなかった時期が続きましたが、今年は春から全国ツアーができ、一年通して“オールタイムロックンロール”な年になれました。そして締めくくりが紅白。楽しみです」と期待を語った。
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■桑野信義の復帰に…
「じつはは去年でデビュー40周年。記念ライブはコロナで中止になり、今年40周年プラス1として走り続けることができた。みんなに一年の締めくくりとして『め組のひと』を伝えられたら」とコメントした鈴木。
紅白のステージでは、ラッツ&スターのメンバーである桑野信義、佐藤善雄も出演することが明かされている。
「桑野は大腸がんという大病して最近はずっとリハビリ。でも(7月開催の)ツアーファイナルで復帰することできた。同じ境遇で苦しんでいるかたはたくさんいますが、彼の活躍が希望になればという思いもあります。3人が集まることでトライアングル的パワーが生まれるはず」と言及した。