会津鶴ヶ城が雪で“神々しい”雰囲気に スタッフも「奇跡の1枚」
撮影をした鶴ヶ城スタッフは「この日は一日中雪だったが、たまたま一瞬だけ晴れた」と話す。
難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城(福島県会津若松市)は、戊辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城した1ヶ月、城は落ちなかった。
石垣だけを残して1874年に取り壊されたが、多くの人の寄付により1965年9月によみがえった。その後、2015年4月には天守閣再建50周年を記念して展示室を全面リニューアル。そんな鶴ヶ城の雪に覆われた神々しい風景が、SNS上で話題を呼んでいる。
■たまたま一瞬だけ晴れた
1934年に国の史跡として「若松城跡」で指定されたことから、公的機関を中心に「若松城」とも呼ばれている鶴ヶ城。
12日に撮影をしたという鶴ヶ城スタッフは、Sirabee編集部の取材に対して「この日は一日中雪だったがたまたま一瞬だけ晴れた。そのときに撮影した奇跡の一枚となった」と話す。
最近の会津若松市内は雪の日が多く、13日現在除雪がされていないところでは20~30センチ積もっているという。
関連記事:中居正広、後輩ジャニーズ・藤ヶ谷太輔と絶縁状態に? 失礼な発言にブチギレ
■一時期修学旅行生で賑わった
また多くの観光地がコロナ禍で打撃を受けている。歴史的な名所も例外ではなく、鶴ヶ城の場合、2019年4月~12月末までの入場者数は約51万人だったが、2021年の同時期は約25万人と半分程度に落ち込んだ。
しかし、昨年10月と11月は修学旅行生がどっと押し寄せてコロナ前以上に賑わったのだとか。担当者は「県内はもとより、栃木、群馬、埼玉県の一部からやってきていた。高校生も京都などを避けて近場を選ぶ傾向がみられた」と話す。なお、この時期に限っては宿が取れないといったケースもあったそうだ。