駅改札に突如現れた警告、何かがおかしい… 予想外すぎる「オブジェ」に注目集まる
日頃から利用していた駅に、突然見慣れぬオブジェが出現…? その意外な正体に、反響の声が寄せられているのだ。
通学路や通勤路など、日頃通い慣れた道というのは総じて変化に乏しく、刺激が少ないもの。しかしそれだけに、思いもよらぬ変化が発生した際の驚きはひとしおである。
現在ツイッター上では、都内のとある駅に出現した「インパクト満載のオブジェ」が話題となっているのをご存知だろうか。
画像をもっと見る
■「よくある光景」と思いきや…
注目を集めているのは、ツイッターユーザー・月夜野ほたるさんが投稿した一件のツイート。
こちらの投稿には、東京都府中市にあるJR「府中本町駅」改札付近の様子が収められた写真が添えられていたのだが、何やら案内表示の様子がおかしい…。
なんと、床面に表記されている駅構内の案内表示が、いずれも「立体」として浮かび上がっているではないか。一体どういうことなのかと目を凝らすと、これらはほたるさんがツイート本文にてつづっているように「トリックアート」であることが判明したのだ。
関連記事:駅改札の消毒液、なにやら謎のラベルが… その正体に「素晴らしい!」と反響相次ぐ
■「案内表示」は便利だが…
交通機関を利用する上で、案内表示はユーザーにとって非常に大切な存在。初めて訪れる駅でも不安を感じず、感覚的に利用できるのは、やはりこれら案内表示に依るものが大きいことだろう。
しかし案内は看板や床、壁に表示されることが多く、それ故に「二次元」という制約をモロに受けてしまう。「前方」や「後方」を指す矢印は比較的分かりやすいが、角度のついた矢印や、Uターン気味な矢印の案内を見た際、果たしてどう進めばいいものか…と混乱した経験のある人も少なくないのでは。
そうした背景もあってか、前述の「トリックアート案内」に関するツイートは投稿から3日足らずで1万件以上ものRTを記録しており、他のユーザーからは「ぜひ実物で見てみたいな」「歩きスマホしてる人が見たらビビりそう」「新宿駅や梅田駅でもやってほしい」「え、すご! 最近の駅って、こんなに親切なの?」といった反響の声が多数寄せられていたのだった。
果たして、これらの案内表示はどのような経緯で設置されたのか? ことの経緯をめぐり「JR東日本」に取材を敢行したところ、ユーザーの利便性を第一に考える、同社の地道な企業努力が明らかになったのだ。