ネットで話題の「小指に湿布すると花粉症に効く」裏ワザを再検証 その結果は…
「小指に湿布説」は、「くしゃみが止まった」「なんにも効かない」と賛否両論だが…。
「小指に湿布を貼ったら、花粉症に効く」──。いま、ネット上でこんな説が出回っている。湿布を貼って花粉症が治るのであれば、耳鼻科に行ったり、薬を飲む必要もなくなる。この説は本当なのか。Sirabee編集部で徹底検証した。
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■小指の第一関節の下に貼る
日本気象協会の発表によると、今年の花粉症は3月上旬から始まり、花粉量は「例年並み」としている。だが、「例年並み」というのは花粉が少ないわけではなく、飛散量が少なかった2021年に比べるとほとんどの地域で増加するということ。つまり、今年も花粉症の人は苦しむことを告げている。
そんな中で「小指に湿布説」が広がったのは、3月3日にツイッターであるユーザーが投稿したことに端を発する。その投稿によると、湿布を切って、小指の第一関節の下に貼ると、自律神経が整う上、くしゃみや鼻づまり、さらに目のかゆみに効くというのだ。
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■「効果」には賛否両論
この投稿は3月11日17時時点で、約3万リツイートされ、約12万いいねされるほど、拡散されている。ネット上では、「だまされたと思ってやったらマジでくしゃみが秒で止まったし、1時間以上たっても出ない!」「鼻の通りよくなってビックリ」「いつも1時間に2回くらい出るクシャミが1度も出なかった。喉の痛痒みも大分軽い」など、特にくしゃみが収まったという声が多い。
一方で、「やってみたけど頭ぼーっとするだけ」「マジでなんにも効かなくて驚いた」「そんなんで治ったら苦労しない」という声も。個人差があるのかも…。