小池都知事、コロナ感染状況を説明 減少傾向も「医療従事者の負担は…」
小池都知事、3回目以降のワクチン接種について言及。東京都では14の大規模接種会場を用意する。
11日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。現在の感染状況と3回目以降のワクチン接種について言及した。
■緩やかな減少傾向だが…
会見冒頭、新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。3日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は、約11,342人に対して10日の新規感染者数は10,080人、7日間平均で約9,402人となっている。
新規感染者数については緩やかな減少傾向にあるが、「高齢者の対応などで医療従事者の負担は長期化が続いています」「改めて感謝を申し上げたいのは、医療従事者の皆さんです。本当にありがとうございます」と頭を下げた。
関連記事:小池都知事、社会経済活動の本格化について言及 飲食と観光には重点的な支援も
■武器はワクチン接種
高止まりが続く現状の改善策は、「武器はワクチンの接種ということで、これをより一層加速していくことが何よりも重要と考えております」と3回目以降について小池都知事は言及。
東京都においては14の「大規模会場」があり、1日2万回の接種体制を用意。このうち、行幸地下・立川高松・東京ドーム会場では予約なしの3回目接種の準備を進めている。