鈴木誠也選手、MLBカブスと移籍契約を締結 「新たなスタートが始まります」
鈴木誠也選手がカブスと契約を発表。会見で忘れた発言にファンの反響が集まった。
広島東洋カープからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた鈴木誠也選手が19日、シカゴ・カブスへ移籍が決定したことを発表。無事に球団と契約を終えたことを明らかにした。
■メジャーでの新生活スタート
鈴木選手は「無事契約が終わりました! また新たなスタートが始まります!」と契約が完了し、メジャーでのスタートに意気込みを語った。
「会見で広島東洋カープから来ましたと言おうとしてたのですが、あまりの緊張感でそこだけぶっ飛んでしまいました、カープファンの皆さんすいませんでした」と緊張のあまりに記者会見で失敗してしまったことを告白した。
おそらく2007年にカープからロサンゼルス・ドジャースに移籍した元プロ野球選手・黒田博樹氏の発言をリスペクトしたものだろう。それだけでなく「カープの一員で入れたこと本当に誇りに思います!」と、新たなスタートを切りながらもカープへの思いを明かしている。
関連記事:前田健太投手、大リーグDH制導入に嘆き 「もうホームランが打てなく…」
■ファンは「気持ちだけ」でも…
ファンは「言おうとしてくれた、そのお気持ちだけで鯉党として感無量です」「その気持ちだけで充分ありがたいよ」「ぶっ飛んだっていい、その気持ちが嬉しすぎるよー」と鈴木選手の言葉に感動。
また鈴木選手の発言から「『広島東洋カープから来ました』って黒田さんが言うたやつじゃ。あれ、カッコよかったよね」「いつか漢気でカープに帰ってきてください。MLBで活躍する姿を楽しみにしてます」と黒田氏を思わせるファンのコメントも寄せられていた。