イチロー氏、マリナーズ本拠地で始球式に登板 剛速球で場内を賑わす
イチロー氏がマリナーズの始球式に移籍当時のユニフォームで登板。剛速球を披露した。
シアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターとして活動しているイチロー氏が、16日(現地時間15日)におこなわれた試合で始球式に登板。剛速球を披露し、スタジアムを賑わせた。
■移籍当時の姿で始球式に登板
イチロー氏は本拠地での初戦となるヒューストン・アストロズ戦の始球式に登板。マリナーズ公式が「Looking fresh in his 2001 Mariners uniform, Ichiro fires one down the pipe!(2001年のマリナーズユニフォームが新鮮なイチローが放った一発)」と伝えるように、大リーグに移籍した直後の2001年のマリナーズのユニフォームに身を包み、背番号も当時と同じ51番だった。
現役時代にレーザービームとも呼ばれた強肩で見せた投球にスタジアムは割れんばかりの大歓声。投球を終えたあとはキャッチャーを務めたフリオ・ロドリゲス選手と抱き合う場面も見せた。
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■現役時代と変わらない姿に歓声
イチロー氏の投球にツイッターでは「イチローさん全然現役だった」「イチローの始球式かっこいい。バリバリ感すごい」「まだまだ現役でいけるでしょ」と現役時代と変わらないほどの鋭い球に驚きの声が集まった。
また、イチローの成績を表示する「イチメーター」を自作して長年応援しつづけたエイミー・フランツさんも「AREA51」の看板を持って始球式を応援。「始球式のためだけにイチローの看板を持ってきてくれたエイミーさんにも感動した」といった声が寄せられていた。