自慰行為中に呼吸困難で入院した男性 「激しい運動」で肺が破れていた

20代の健康な男性に、思わぬハプニング。自慰行為中のラフなプレイが原因で、集中治療室行きに…。

2022/04/21 05:45


呼吸困難・窒息

ある男性が、激しい自慰行為によって引き起こされた肺の損傷が原因で、集中治療室入りを余儀なくされている。『New York Post』『Independent』などの海外メディアが報じた。



■自慰中に違和感

医学ジャーナル『放射線科症例報告書』5月号に掲載された報告書によると、スイスに住む20歳の男性が自慰行為中に強い胸の痛みと息切れを感じ、ヴィンタートゥールにある州立病院へと駆け込んだ。

男性の顔は腫れ上がっており、医者は彼が息を吸ったり吐いたりするときに、ひび割れのような異音をはっきり聞き取ることができたという。


関連記事:「病気の家族のためにお金が必要」 休業命令を無視し働き続けた男性がコロナ死

■肺から空気が漏れる

その後の胸部X線スキャンの結果、彼は自発性の「縦隔気腫」という疾患に苦しんでいることが判明した。

これは呼吸器系を循環する空気が漏れて、肺の間にあるスペース(縦隔)に留まってしまうという症状。実際に男性のレントゲン写真は、肺のそばに大量の空気が閉じ込められていることを示していた。

男性には軽度の喘息の病歴しかなかったため、医者はこの疾患が引き起こされた原因について、自慰行為以外の危険因子を否定している。

レジデントノート 2021年11月号 Vol.23 No.12 呼吸困難の対応 考えて、動く! [プリント・レプリカ] 【Amazonでチェック】

次ページ
■そのまま集中治療室へ
入院スイス自慰喘息翻訳記事
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング