写真家が撮影した世界遺産・軍艦島 階段を写した一枚が話題になった訳とは…
世界遺産・軍艦島の「ある部分」を収めた一枚が話題。近未来を想像させる見事な作りに…。
「立体都市」というワードを耳にすると近未来を想像してしまう…という人も多いだろう。今ツイッター上では、世界遺産・軍艦島も立体都市であったと話題になっているのを知っているだろうか。
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■階段を見てみると
「立体都市だった事がよく分かる軍艦島の部分。*長崎大学の調査に同行時の撮影」とコメントを添え、同じ空間に複数の階段が重なり合う一枚を投稿したのは、写真家の小林哲郎さん。RPGゲームのダンジョンのように入り組んだ設計になっていることが分かる。
軍艦島は長崎市から約19km西方の沖合にある人工島で、正式名称は端島(はしま)。明治時代から海底炭鉱によって栄え、世界最大クラスの人口密度を誇った都市でもある。南北に約480メートル、面積にしてもわずか0.063キロ平方メートルという土地に約5,000人が暮らしていたが、1974年の閉山に伴い現在は無人島となっている。
狭い島ということもあって高層住宅が多く、1916年には日本初の鉄筋コンクリート造の高層アパート(7階建て)が建設されるなど、その当時は日本の最先端を行っていた。
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■ネットでは驚きの声が続出
小林さんの投稿にネットでは、「うわぁぁ!すげぇ」「こうなっているとは…」「この時代に立体都市か」「写真からうかがえる雰囲気の迫力がすごい。人口密度世界記録なのも納得」といった驚きの声が続出。
他には、「軍艦島の立体空間がはっきり見えて解りやすい貴重な写真。一度この目で直に見てみたい。」「いつか見学ツアーに行ってみたい」など、実際に足を運びたいというコメントも多く見られた。