小池都知事、安倍元総理との思い出を語る 「2018年にパリで…」
小池都知事、定例会見で語った安倍元総理との思い出。犯人に対しては、怒りをにじませる場面も…。
15日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。奈良県内で銃撃され、亡くなった安倍晋三元首相について言及した。
■安倍総理との思い出を語る
会見冒頭、背後に飾られた「アジの絵」について触れた小池都知事。「2018年にパリで東京都が風呂敷展をやりまして、その際に各界の方々に風呂敷のデザインをお願いした時に、安倍総理(当時)から提供していただいたものです」と説明。
その絵を見ながら、「とても味のある絵をお描きになったのを思い出しまして…」「あっという間に1週間が経ったんですね。本当に改めて謹んでのお悔やみを申し上げます」と話した。
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■怒りをにじませる小池都知事
安倍元総理は8日、奈良県奈良市の大和西大寺駅近くで街頭演説中に銃撃され亡くなった。
弔問と告別式に参列した小池都知事は、「これまでの感謝の念、お別れを申し上げてまいりました。当日は一般の方々も数多くお見送りに来られて、まさしく国民に敬愛されたリーダーだと改めて実感しましたし、この度のご逝去はまさに不条理としか言いようがございません」と犯人に対する怒りをにじませる。
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■今年秋に「国葬」
最後に小池都知事は、「改めまして衷心からお悔やみを申し上げます。安らかな眠りにつかれることを心からお祈りを申し上げます」と語った。
安倍元総理については、この秋に「国葬」という形式で、葬儀を行うと発表された。「国葬」は国の葬儀として行われるもので、戦後の総理大臣経験者は、1967年に亡くなった吉田茂元総理が唯一となっている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)