小池都知事、急増中のコロナについて言及 身を守るための「3つのキーワード」とは
小池都知事、定例会見で話した「BA.5」から身を守る3つのキーワードとは。そして、東京都のコロナ対応は…。
22日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。感染者が急増している新型コロナウイルスについて言及した。
■東京都では過去最高の感染者
会見冒頭、新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。14日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は約11,322人だったのに対して、21日の感染者は過去最高の31,878人、7日間平均でも18,823人と急激に増えている。
夏休みシーズンを迎えたことで、「帰省・行楽などを予定している方も多いと思います。人の動きが活発になる季節だからこそ、しっかりとした対策をお願い申し上げます」と都民に注意を促した。
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■BA.5から身を守るためには
感染力の強いBA.5から身を守るためのキーワードは、ウイルスを跳ね返す「ワクチン」、ウイルスを追い出す「換気」、ウイルスを近づけない「マスク」の3つだという小池都知事。専門家の報告によると、ワクチンの高い効果を期待するには2回の接種では不十分だという。
東京都には、都庁南展望室、立川南、三楽病院といった大規模接種会場があり、ワクチンバス合わせて1日9,000回の用意があるそうだ。そして、医療従事者を対象にした4回目のワクチン接種については、「23日から接種を開始いたします。予約・接種券なしで受付オッケーであります」と語った。
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■東京都のコロナ対応は…
現在、急激に増加している新型コロナウイルスの感染者。都民の命を守るため、「さらに医療提供体制を強化してまいります。病床につきましては医療機関に対しまして、確保病床の引き上げを要請してまして、順次拡大をしているところです」と小池都知事は説明する。
宿泊療養のホテル・施設については現在(7月22日時点)、約1万2000室を確保。50歳以上、重症化リスクの高い基礎疾患のある人が優先的に入所しているという。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)