日中関係悪化は不可避 今後中国では日本人が逮捕されるケースが相次ぐか
岸田政権の外交姿勢は必ずや中国を怒らせることになる。中国に駐在員を送る企業や中国にいる日本人はこれまで以上に注意を。
岸田政権は中国やロシアに対して強硬な姿勢を維持しており、今後の日中関係悪化はもう避けられないだろう。
■米中対立の激化が日中関係に影響
米中対立が激しくなればなるほど、日本の対中姿勢は難しくなる。米国との関係を壊してまで中国と仲よくすれば、それは日本の安全保障や平和、経済的繁栄などが一気に壊れることを意味する。
我々日本人は、日中関係悪化は不可避という意識を持ち、それによって日中経済も考えていく必要がある。
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■経済攻撃に留まらず…拘束も
中国と台湾、中国とオーストラリアの関係は近年極めて悪化している。中国はそれに基づき、台湾産パイナップルや高級魚、オーストラリア産のワインや牛肉などを突然一方的に輸入停止にするなど経済的な圧力を掛けている。
しかし、中国による対抗手段は経済攻撃に留まらず、台湾人やオーストラリア人の拘束にまで及んでいる。