台風5号がもたらす猛暑と大雨に警戒 7月末~8月頭は35度超つづく
台風は九州の南を通過する見込み。一方で、3年ぶりに開催される青森ねぶた祭にも、大雨の影響があるかも…。
台風5号は30日(土)にかけて奄美〜種子島・屋久島付近を通過し、東シナ海で熱帯低気圧に変わる見込みです。しかし、その台風由来の湿った空気が東北〜北海道に流れ込み、大雨になる恐れがあります。
一方、8月頭にかけて関東から西では猛暑が続く見込みです。気象予報士の千種ゆり子が解説します。
■台風5号 九州南部に接近中
台風5号は、九州の南を、西寄りに進んでいます。
30日(土)にかけて奄美~種子島・屋久島付近を通過し、東シナ海へ抜ける見込みです。さほど発達しているわけではないので過度な心配は必要ありませんが、宮崎・鹿児島では局地的な大雨となる恐れがあるので、気を抜かないようにしてください。
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■台風由来の湿った空気は東北北部~北海道へ
大雨は8月に入ってからも心配です。台風自体は東シナ海で勢力を弱めるものの、台風由来の湿った空気が、朝鮮半島付近を経由して、東北北部〜北海道へ向かう見込みで、大雨をもたらすおそれがあります。
8月スタートと共に、北日本には次々と雨雲が流れ込みそうです。