小池都知事、お盆の感染防止対策について言及 ターミナル駅には臨時の検査会場も…
小池都知事、お盆期間中の感染防止対策について説明。高齢者や基礎疾患のある方と面会をする場合は…。
5日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。お盆を迎えるにあたっての感染防止対策について言及した。
■21日までの特別期間
会見で新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。7月28日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)は約31,318人だったのに対して、4日の感染者は35,339人、7日間平均でも約32,700人と高い水準になっている。
この状況にについて、「都として8月21日まで、自分と大切な人を守る特別期間といたしておりまして、引き続き感染防止対策の徹底をお願いいたします」と説明した。
関連記事:小池都知事、感染拡大防止と社会経済活動の両立について言及 10日からは…
■臨時の検査会場も設置
来週からはお盆の期間を迎え、帰省を予定している人も多い。その際に、「高齢者や基礎疾患のある方と面会をする場合は、マスクの着用を心がけていただければと思います。場合によってはオンラインの活用ということも検討していただければと思います」と語る小池都知事。
お盆期間の帰省や旅行の際は、出発前と帰ってきてからの検査をすることが感染防止につながる。東京都は、移動の中心となるターミナル駅など6会場(東京駅、品川駅、上野駅、池袋駅、新宿駅、バスタ新宿)で臨時の検査会場を設置している。
関連記事:小池都知事、感染拡大防止と社会経済活動の両立について言及 10日からは…
■大規模接種会場も利用
感染防止につながるワクチン接種については、都庁北展望室、行幸地下、立川南、三楽病院の大規模接種会場があり、最大1日7,800回分の用意がある。
小池都知事は、「一刻も早いワクチンの接種をお願いしたい。特に若い方の3回目ですね。夏休みも活用して接種を受けていただくことで自分の身を守る、重症にならない・なりにくいという形を確保していただきたいと思います」と話した。
・合わせて読みたい→小池都知事、感染拡大防止と社会経済活動の両立について言及 10日からは…
(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)