登山中に出会った絶滅危惧種の「ライチョウ」 カメラの前でとった行動に衝撃走る…
乗鞍岳で発見されたライチョウがネットで話題。しばらくスマホで撮影していると、驚きの展開に…。
本州中部の高山帯に生息する「ライチョウ」。国の特別天然記念物にも指定されており、日本では古来から”神の鳥”として敬われてきた。今ツイッター上では、登山中に偶然発見された「神の鳥・ライチョウの行動」が話題になっているのをご存知だろうか。
■圧倒的な存在感を放つ
「はじめてライチョウに出会った。人に驚きもせず堂々と登山道に現れた。かと思うと脚を滑らせて消えてしまった。おっちょこちょいなやつだ」とコメントを添え、6秒の動画を投稿したのはツイッターユーザーの狩人3号さん。そこには、岩の上に凛とした表情で佇むライチョウの姿が…。
さすが神の鳥、圧倒的な存在感を放っていると思いきや…次の瞬間にはすべって岩場から姿を消してしまったのだ。まさかの展開に驚いた人も多いのでは。そのドジっ子具合に不思議と親近感が湧いてしまう。
知っている人も多いと思うが、ライチョウは絶滅危惧種だ。1980年代には全国で約3,000羽と推定されていたが、2000年代には約1,700羽まで減少したとされる。それだけに生で見られるのはかなり貴重な経験と言えるだろう。
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■ライチョウの行動にほっこり
狩人3号さんの投稿にネットでは、「ズコーってなっててかわいい」「どこまでも愛らしい」「盛大にすべるなんて…」といった具合に、ほっこりした人からの声が続出。
他には、「夏羽は岩場に溶け込むようなこんな色だけど、冬羽になると、雪の中で目立たないように、真っ白になる鳥」「ライチョウが人を恐れないのは、 日本人がライチョウをずっと敬ってきた歴史が本能にまで届いているからです」など、有識者からのコメントも多く見られた。