マグロ→サケにチェンジ 崎陽軒、「シウマイ弁当」で”意外な発見”があった…
59年ぶりにおかずがマイナーチェンジした「シウマイ弁当」を食べてみると…。
この世の中には「変わる良さ」と「変わらない良さ」という2つの価値観がある。この度、おかずが変わった崎陽軒の「シウマイ弁当」はどちらに分類されるのだろうか…。
おかずが1つだけ「リニューアル」した弁当を食べてみると…。
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■59年ぶりの変更
崎陽軒の「シウマイ弁当」は1954年の誕生以来、多くの人に愛されている。1日に2万7,000個売れると言われるほどの人気商品だ。
ただ、8月17日から23日までの1週間、同弁当に入っている「鮪の漬け焼」が「鮭の塩焼き」に変更になっている。おかずが変わるのは59年ぶり。
原因はコロナの感染拡大による世界的な物流の混乱で十分なマグロの量を確保できなくなったため。メインはあくまでシウマイなのだから「マイナーチェンジ」という見方もできるが、ショウガが効いてしっかり漬け込まれたマグロを楽しみにしていた人も多いのではないか。
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■何度も確認された
変更初日、鮭の塩焼きが入った「シウマイ弁当」を買うため、崎陽軒に足を運んだ。店頭にはマグロからサケになったことを告知する張り紙があり、店員からも「マグロからサケに変わっていますがよろしいでしょうか?」と言われ、弁当のパッケージにもその旨が記されるなど、三回も確認された。
記者が思っていた以上に単なる「おかずの変更」というレベルではないのか…。