甲子園ベスト4に進出した仙台育英 遠征先の「近隣住民とのやり取り」に思わず感動
3年ぶりに出場した甲子園でベスト4まで勝ち上がってる仙台育英。遠征先の近隣住民が応援する訳とは…。
18日に準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った「全国高校野球選手権大会」。注目されているのは東北勢の躍進で、仙台育英(宮城県)と聖光学院(福島県)の2校が勝ち進んでいる。
そんな中ツイッター上では、仙台育英の野球部員と近隣住民の「心温まるやり取り」が話題になっているのをご存知だろうか。
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■宿舎近くのコインランドリーでは
「家の近くのホテルに甲子園出場中の仙台育英の選手の方たちが泊まってて、コインラインドリーの待ち時間を潰す『なんでもノート』への書き込み。今年は問答無用で仙台育英を応援させて貰います」とコメントを添え、ノートを写した1枚を投稿したのは、ツイッターユーザーのけーすけさん。
そこには、3年ぶりの出場となった仙台育英の野球部員が過ごした日常の様子が綴られている。初日は、「久しぶりに帰ってきました。初戦負けだけは控えたいと思います!! 短い間ですが、よろしくお願いします」と挨拶。2、3日目は現地での練習の感想などが書かれており、読み進めるだけで自然と応援したくなってしまう内容だ。
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■近隣住民とのやり取り
ノートへの書き込みは続き、試合前日となる10日には、「開会式からかかさず甲子園をTVで見てるおばさんです」「悔い無い試合になる事を祈ってる! 頑張ってね」と、近所に住む女性から応援メッセージが…。
それに対して野球部員は、「明日8:00から鳥取商業との初戦を迎えます」「1球で負けてしまうという甲子園の恐ろしさをTVの前で実感してきました。1戦1戦、悔いの残らないよう1戦必勝で頑張ります」と力強いコメントを残している。
鳥取商業(鳥取県)との初戦は5回まで0対0の膠着状態だったが、6回に一挙5得点のビッグイニングを作り、10対0で仙台育英が勝利した。