『ラフ&ミュージック』が成功を収める理由とは さまざまな共演の形に注目
サプライズ多数のフジテレビらしい歌と笑いのお祭り番組の楽しみ方を解説する。
10日、11日にわたり2夜連続放送の『FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)。 フジ、夏のバラエティー特番の見どころを考察したい。
■昨年から継続の、年に1度の特番
『FNS27時間テレビ』(同局系)に代わるようにして、昨年から放送され好評を博した同番組が今年も放送。MC陣は昨年と同様に、松本人志、中居正広、ナインティナインらが務める。
内容構成も去年と同様に、歌と笑いを中心にして進められた。1部には構成に対する批判もあるが、生放送特番には緩急も大事。お笑いネタだけではよくある番組になってしまい、芸人とアーティストが程よくコラボレーションできる構成は、十分に優れているといえるだろう。
関連記事:松本人志、今田・東野との”無言の食事会”にびっくり 「え、何これ?」
■浜田雅功とのサプライズ共演?
昨年度、番組を盛り上げたのは、貴重な芸人同士の組み合わせだった。今年も昨年同様に、生放送で2夜連続となる同番組の、翌日のゲストをMC陣がキャスティングする企画が行われる。
昨年は松本が、めったに共演することのなかった内村光良を呼んだ。今回、松本は相方である浜田雅功に生放送で電話をかけ、11日での共演が期待される。
内村以上の夢の共演はなかなかなく、予定になかった浜田が、生放送特番で松本をはじめ売れっ子MC陣と共演することは十分貴重といえる。