JP、松本人志から“掛けられた言葉”に感激 「お前がコロナになったら…」
今年一気にブレイクしたJP。そのきっかけを与えてくれた松本人志に感謝の言葉を…。
ダウンタウン・松本人志の形態模写で知られるものまね芸人・JP(ジェイピー)が5日、東京・六本木で開かれた映画『ソングバード』公開記念イベントに登場。松本の心遣いがブレイクのきっかけになったと、胸中を明かした。
■Twitterがきっかけ
今年1月、松本は新型コロナウイルス濃厚接触者の可能性があるとして、コメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)の出演を取りやめた。その際、Twitterにてかまいたち・濱家隆一を代役に指名。しかし運悪く濱家も濃厚接触者となっており、さらに代役の代役として指名した見取り図・リリーもコロナ感染の疑いでオファーを受けられない状況に。
その結果を知った松本が「そうなんかー! リリーよりJPやな(笑顔の絵文字)」とつぶやくと、それに即「動けます!」と反応したのがJPだった。
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■「出口が見えないトンネル」
そんなやりとりの末、1月30日の同番組では松本役をJP、MC・東野幸治役を原口あきまさが務めるという、ものまねファンにはたまらない異例のオープニングに。松本の動き、話し方を完全にコピーしたJPの名前は一気に広まり、番組ファンの間では「神回」とも叫ばれ、ブレイクに繋がった。
そんな一部始終を振り返ったJPは、「芸人になって19年。方向もわからない、出口が見えないトンネルを走っている感覚でした。根拠もなく気合と根性だけで売れると思っていたんです。それが今回のきっかけで一気に変わり…」と感慨深げに語る。以降ものまね番組をはじめ、TVの出演数もうなぎのぼり。仕事は30倍に増えたという。