イトーヨーカドー、ファストフード「ポッポ」のいま ”原点の強さ”を実感した…
飲食業界は厳しい状況だが、イトーヨーカドーの「ポッポ」はどうなっているのか…。
かつて学生やファミリー層を中心に人気を誇った、イトーヨーカドーのファストフード店「ポッポ」。ここ数年、イトーヨーカドーの閉店もあり、お店を見る機会が減ってしまった。
そんな「ポッポ」に久しぶりに行ってみると、同店ならではの「強み」を実感して…。
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■フードコートの定番メニューが
「ポッポ」は総合スーパー「イトーヨーカドー」やショッピングセンター「アリオ」のフードコート内を中心に出店するファストフード店。ラーメン、焼きそば、フライドポテト、たこ焼き、今川焼きなど、フードコートの「鉄板メニュー」が充実している。
ほとんどのメニューが400~600円とリーズナブルな価格で食べられることから、学生や家族連れを中心に多くの人から愛されている。一時期は全国に145店舗展開していたが、ここ数年はイトーヨーカドーの閉店やコロナ禍もあって閉店が続き、現在は全国38店舗となっている。
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■値段の安さに驚き
2019年には千葉県の「イトーヨーカドー幕張店」内に、たこ焼き調理ロボットとソフトクリームロボットを導入した「ポッポ幕張店」がオープンするなど、挑戦的な試みも見られる。最近は、コロナと原材料価格高騰で厳しい状況が続くが、いま「ポッポ」はどうなっているのか。
9月下旬、都内のイトーヨーカドーのフードコートコーナーに足を運んだ。マクドナルドやリンガーハット、東京餃子軒など有名店が揃う中、赤色の懐かしい看板を発見。
醤油ラーメン490円・ソース焼きそば430円・フライドポテトL200円と、相変わらず安い…(値段はいずれも税込み)。
多くの有名店が並ぶ中、「ポッポ」のメニューを食べている中高年層やファミリー層も多数見受けられた。やはり今でもたくさんの人に愛されているようだ。