期待して行った美容室　「客を立たせたままカット」の荒業で最悪の仕上がりに…

某大手美容室検索サイトで見つけたおしゃれな美容室。リーズナブルな価格にひかれカットを依頼したところ、想像を絶する髪型が完成してしまい…。そんな悲劇の一部始終を紹介する。

■女子大生を襲った悲劇

「美容系クーポンサイトに書かれていた『経験豊富なスタッフ』『高技術』『トレンドのヘアスタイルに』などの言葉に惹かれ、10月頭に初めてカットの予約をしたのがこの店との出会いでした」と語るのは都内に住む女子大生Aさん。

都内のターミナル駅から徒歩3分という好立地に加え、クーポンが適用されるとカット2,100円という低価格に魅力を感じ、その晩行く予定だったサークル飲み会の前に予約を入れたのだ。

対応したのはこの店の店長という中年男性スタッフ。イメージしていたモデルの写真をスマホで見せ“長さをキープしたまま前下がりボブにして欲しい”と要望したものの、「ふーん、という感じで一瞬しか見てくれず、カットを始めてすぐに後ろ髪部分にバリカンを入れられました。人生で始めてのバリカンです。その後ハサミでバッサバッサと。この時点ですごく嫌な予感がしていました…」とAさん。

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■会計中にハサミを持った店長が現れ…

30分ほどで完成したのは前下がりボブどころか“おかっぱ”のようなショートボブ。前髪はスカスカ状態で斜めに段差がつき、後ろ髪は左右非対称な上にガタガタ。素人目にもわかるおしゃれとは程遠いシルエットだった。

「鏡を見た瞬間、『火垂るの墓』の節子かと思いました。テンションガタ落ちでレジに行くと、『ちょっとだけ切り忘れた』とその店長がハサミ片手にやってきて、レジ前で後ろからジョキジョキ…。当然、服には髪の毛がバッサリ落ちあ然としました。本当に信じられなかった」と憤りを見せる。

さらに接客態度も酷かったという。

「カット中は他の客の悪口や、『今日は早く帰りたい』と連呼。私はフェスに行くのが趣味なのですが、それを話すと『来ている人は暇な人ばっかでしょ』『たくさんナンパされるんでしょ』とディスられ、本当に最悪の気分でした」と明かす。