倉持仁医師、新たな方針“発熱受診の限定”に「あり得ない!」 不安の声続々
倉持仁医師が今冬のダブル流行に懸念も。「声をあげること」の重要性を訴えた。
インターパーク倉持呼吸器内科院長で呼吸器専門医の倉持仁医師が13日、自身の公式ツイッターを更新。政府が新たに固めた「受診の限定」の方針について危険性を指摘した。
■限定した受診を呼びかける方針
政府は12日、発熱外来の逼迫を避けるため、高齢者や小学生以下の子どもなどに限定して受診を呼びかける方針を固めた。
中学生から64歳の基礎疾患のない人には抗原検査キットで新型コロナウイルスの自主検査を促し、陽性であれば自宅療養してもらうというもので、重症化リスクが高い人への医療体制を確保するためだ。
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■「皆保険制度を根幹から否定」
倉持医師はこの方針に「皆保険制度を根幹から否定するとんでもない事。あり得ない!」と異論を唱える。「誰がどのような立場で意見し結論が決まったのかを公開し国民の是非を問わなければいけません」と一方的ともいえる結論を疑問視し、「本末転倒意味不明。発熱したら負けの国!」とバッサリ。
「まともな人を集めてもう一度決め直さなければ憲法にも医師法にも道義にも反します」と方針の再検討を訴えた。