録画番組やYouTubeはスピード再生で見る? 若い世代と60代の格差がスゴい
YouTubeやネット動画視聴では一般的なスピード再生(倍速視聴)。経験者の割合を調べてみたら…。
YouTubeだけでなくNetflixやhulu、ABEMAなど、さまざまな動画サービスが花盛り。気になるコンテンツが数多く配信されているが、時間は限られた中でどの番組を選ぶかは悩ましい限り。そんな時に役立つのがスピード再生機能だ。
ほとんどのネット動画サービスにはもちろん搭載されている機能だが、テレビ録画の再生でも対応する録画機が多い。
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■過半数がスピード再生
再生速度も選べるものが多く、慣れると便利な機能だが、ドラマなど速度を上げるとわかりにくくなってしまう番組もある。今、ユーザーの視聴スタイルは、どうなっているのだろうか。
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,433名を対象に調査したところ、録画番組などを「常に速度を上げて見る」と答えたのは、全体の12.0%。時々スピード再生する派が41.7%で、最も多かったのは常に普通の速度で見る派(46.3%)だった。
とはいえ、常にではなくても速度を上げてみる人のほうがすでに多数派になっていることがわかる。
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■若い世代では2割弱が…
今回の調査結果は、世代別の傾向も顕著に。「常にスピード再生」と答えた割合が最も高かったのは、10-20代で15.2%。また、40代までは1割を超えている。
ところが、60代ではわずか2.2%。高齢者には見にくい・聞きづらいといった問題や、そもそもスピード再生機能を知らない人も少なくないかもしれない。
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■リアルタイム視聴は面倒?
ネット生まれのサービスの中には、制作サイドも「倍速で見られること」を前提に番組づくりをしているところもある。また、ユーザー側もスピード視聴に慣れてしまうと、リアルタイムの展開やナレーションが遅すぎてまどろっこしく感じてしまうことも。
増え続ける動画コンテンツとどのように付き合うのか、またこうしたユーザー行動をどう番組作りに活かすのか。今はひとつの過渡期なのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,433名 (有効回答数)