「COCOA」すでに削除してしまった人は要注意　機能停止版が17日から配信

新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」が11月17日に機能停止版を配信。先に削除してしまった人は要注意？

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2022/11/12 05:00

二宮新一

新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」が、陽性者の全数届出の見直しによって陽性登録できる人が限定されることから機能を停止する。

■機能停止版を配信

11月17日から順次、機能停止版のCOCOAアプリ「3.0.0」を配信。アプリをアップデートし、案内に従って機能停止の手続きを行う。機能停止版の配信は1週間程度ですべての利用者に完了する見込みのようだ。

「COCOA」はいつでも任意にアプリの利用を中止できるが、機能停止版ではアプリ内の操作で端末内の接触確認機能を停止することができる。

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■「先に削除」してしまった人は注意

なお、今回の機能停止の発表を受けて、「今後、使うことがないからアンインストールする」といまアプリを削除した人は要注意。

厚生労働省サイトのよくある質問を確認すると、「これまでの版の接触確認アプリは、処理番号の発行が停止されたあとも、接触確認のための定期的な処理が作動し続ける仕様となっていたため、利用者の端末に、わずかながら通信料・バッテリー消費などの負担が発生し続けてしまう」とあり、アプリを削除しただけでは、陽性者との接触の可能性を通知するために、定期的に端末内で行っている処理が続く可能性があるとのこと。

「機能停止の手続きは、数回の画面操作で完了します。通信料・バッテリー消費などの利用者の端末への負担をなくすためにも、必ず行っていただくようお願いいたします」と呼びかけている。