友人からの写真、背景を見てゾッとした… 奈良県の日常が「どう見ても合成」と話題
友人から送られてきた写真、合成かと思いきや…。「奈良県の日常」はやはり、レベルが違った。
カルチャーショックを受けるのは、何も外国人との交流時に限らない。日本国内においても県を一つ跨いだだけで、カルチャーショックに遭遇する機会は十分にあるのだ。
以前ツイッター上では、奈良県で目撃された「合成にしか見えない写真」に、驚きの声が寄せられていたのをご存知だろうか。
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■友人から送られてきたのは…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・すみれさんが投稿した1件のツイート。
「友達が奈良に行ったときに写真送ってくれたんだけど、鹿多すぎて合成かと思った」と綴られた投稿には2枚の写真が添えられており、いずれも「大量」という言葉では表現が追いつかないほど、多くの鹿が膝を休めている様子が確認できる。
現実離れしているだけでなく、シュールすぎる光景ゆえに、すみれさんが「合成」を疑ったのも無理のない話か…。
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■「流石に合成では?」と驚きの声
インパクト満点な光景を収めた件のツイートは、投稿から数日で1万件以上ものRTを記録するほど大きな話題となっており、他のツイッターユーザーからは「ヤバすぎて鹿生える」「一種のホラーだ…」「この数の鹿に襲われたら絶対怖い」「流石に合成だろ」といった驚きの声が続出する事態に。
しかし、日本が世界に誇る「鹿大国」と呼んでも過言ではない奈良では、こうした光景は昼下がりのコーヒーブレイクとなんら変わらない、日常的なものではないだろうか…?
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■有識者「奈良では日常茶飯事」
ツイート投稿主・すみれさんに写真の撮影場所等を尋ねてみたが、残念ながら詳細は分からなかった。
そこで今回は、独自の視点から奈良県に関する有益なネタツイートを投稿する同県の有識者にして、「卑屈な奈良県民bot」アカウントの中の人こと「あをにまる氏」に、こちらの状況について聞いてみることに。
すると、あをにまる氏は写真を見るや否や「これは奈良国立博物館前の辺りで比較的、夏場によく見られる現象ですね」と即答しつつ、「私はこの現象を『鹿溜まり』と呼んでおりますが、私と同じ奈良在住の友人は『鹿フェス』などと呼んでおりました」などと、明らかに奈良県民にしか通じないワードを引き合いに出し、解説してくれたのだ。
その後も「奈良公園の鹿たちが密になる、言うなればこれはまさに『過密状態』ならぬ『鹿密状態』でしょうか」「コロナ禍において人間たちが三密回避に何かと気を遣う昨今でございますが、休日はぜひ奈良へお越し頂き、このように悠々自適に暮らす鹿たちを見て癒されて下さいね」と、ノリノリで自県のPRをしており、その様子は「水を得た魚」…いや、「せんべいを得た鹿」そのものであった。
奈良を訪れた際は、ぜひ「鹿溜まり」に遭遇してみたいものである。