本田圭佑、W杯の解説が好評 ”にわかファン”からも愛される「魅力」とは…
本田圭佑の名解説ぶりがネット上で話題に。「ド素人が聞いてもおもしろい」という声も…。
「コイツの顔みてください! 全然ファールちゃうやんって顔してる」──。27日(日本時間)、サッカーW杯カタール大会1次リーグE組日本対コスタリカ戦が行われた。
ABEMAで試合の解説を務めた本田圭佑の”名プレイ”がネット上で話題に。解説者・本田はサッカーをよく知らない「にわかファン」にも愛されているようで…。
■歯に衣着せぬ発言が好評
W杯カタール大会は地上波で放送されると同時に、インターネットテレビ「ABEMA」でも生中継している。本田が解説者デビューしたのは、23日の日本対ドイツ戦。
日本の攻撃を阻むドイツ選手を名指しで「ウザいなー」と言ったり、オフサイドを見逃した審判に「要ります? 副審」と話すなど、歯に衣着せぬ発言がネット上で話題になった。27日のコスタリカ戦でも、本田は「今日は(コスタリカ選手の)4番穴や!」と発言したり、ファールをもらったコスタリカ選手の顔をいじるなど、”舌好調”。
いずれの試合も忖度しない発言と飾らない話し方が好評で、ツイッターでは「本田の解説」がトレンド入りした。
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■「素人が見ても分かりやすい」
過去のW杯で活躍した本田のコメントは、熱狂的なサッカーファンからすれば説得力があるに違いない。一方で、”にわかファン”からも支持されているようだ。
普段全くサッカー観戦しないものの、W杯は欠かさず見るという4年に1度の”にわか”だという30代男性は、本田の解説についてこう評す。
「サッカーのルールや選手のことを知らない人でも分かりやすいと思います。素人の私が見てもおかしいと思う審判の判定に抗議したり、ドイツ戦で試合終了までのアディショナルタイムが7分あると聞いた際に驚きながら『7分!?』と”まだそんなにあるのかよ”という口調で話すなど、みんなが思ったことをストレートに言ってくれます(笑)。でも、年下の選手にもさん付けしたり、シュートを外した選手に対して『今のは難しいんですよ』とさりげなくフォローするなど、聞いていて嫌な気分になりません」(30代男性)。
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■ネットとの親和性
あるテレビ局関係者は、本田の”デビュー戦”がABEMAだったのも良かったと話す。
「試合展開を読む力や分析する能力、そしてそれを誰が聞いても分かるように噛み砕いて話す力など、解説者として必要なスキルをすべて兼ね備えています。相手選手を名指しで『ウザい』と指摘するのもネットでの中継だからこそできること。もともと、本田さんの選手としての強気な発言はたびたびSNSで話題になっていたのでネットと親和性もあったのでしょう」(テレビ局関係者)。
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■「初めてサッカーおもしろいと思った」
ネット上では、「めちゃくちゃサッカーに詳しい友達と一緒に見てる感じする」「サッカーまじでわからんけど本田圭佑さんの解説が聞き応えあってABEMAで見てる」「本田の解説で人生で初めてサッカーおもしろいって思ったわ」「ド素人のわたしが聞いててもおもしろい」など、本田の解説に夢中になる人が続出。
12月2日、日本はスペインと激突する。1次リーグ突破のカギを握るこの試合はABEMAで見るしかない、あえてね。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)