堀江貴文氏、増額する防衛費の使い道に私見 「宇宙に使わなきゃいけない」
消費税増税について賛成派の立場を取る堀江貴文氏。防衛費の増額に対してコメントした。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が、28日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。防衛費の使い道について私見を明かした。
■防衛費増額のための増税を提案
堀江氏は今月16日、消費税に反対するコメントを取り上げて「俺は消費税増税賛成派」とツイート。
17日には「別に中国に多少侵略される不安を感じても防衛費増額しなくてもいいというのならば別に増税しなくていいわけだ」と、増税は防衛費の増額と関係していることを指摘する。
また、22日発表の防衛力強化に向けた有識者会議の報告書で、防衛費増額分の財源確保のために“増税”が提案されたことにも注目が集まり、不満を抱く人の声が噴出している。
番組ではこの話題を取り上げ、防衛費の財源確保やその使い道について議論が行われた。
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■ツイート内容を説明
ゲスト出演した堀江氏はツイートの内容について説明を求められると、「税って取り立てやすいところから取り立てるよねっていうだけの話なんだけど」と発言。
防衛費増額後の財源を維持する必要があることを指摘し、「そんな都合いい財源なんかないよねあんまり、っていう。その選択肢がない中で、1番取り立てやすいやつは消費税じゃないんですか? っていう」と、消費税増税が妥当であるという考えを示した。
高所得者への課税を上げてほしいという世間の声については「金融資産課税とか、みんなけっこう簡単に言うんだけど、ああいうのやると、単純に富裕層に逃げられるから」と、効果的ではないという意見を話している。
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■防衛費の使い道は“宇宙”
防衛費の使い道についての議論になると堀江氏は、「何本かの柱があるとしたら、宇宙に使わなきゃいけない。これはもう間違いない」「新しい防衛費のうちの、1つの大きな柱として、ロケット打ち上げるとか、衛星から、宇宙から監視をするとか」と主張。
宇宙から北朝鮮の動向を監視することを例に挙げ、「そういうところにお金投資したほうが早いんじゃないのって思いますけどね」と、宇宙関連分野にお金をかけることはメリットが大きいという持論を述べた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)