ファンが制作した巨大イーロン・マスク像 ロケットに跨がりテキサスを走り回る
どうしてもマスク氏に受け取ってほしい? 仮想通貨会社の経営者が大金をかけて不気味な像を制作。
テスラ社が居を構えるテキサス州の街中を、巨大なロケットに跨るイーロン・マスク氏の彫像が走り回り、目撃者に強烈なインパクトを与えているようだ。『USA Today』『Times Union』などの海外メディアが報じている。
■テスラ本社のお膝元
イーロン・マスク氏は、10月にツイッター社を買収したことで、連日のように新たなニュースを生み出し続けている。
そして彼が所有する会社の一つであるテスラ社のあるテキサス州オースティンでは最近、「イーロン・ゴート(ヤギ)」なる不思議な彫像が人々の注目を集めているという。
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■ヤギのボディに人の顔
この像は全長約10メートル、高さ約6メートルのロケットに跨るヤギの形をしており、首から上には銀色に輝くマスク氏の頭部が取り付けられている。
またロケット部分は可動式で、煙、レーザー、照明などの機能も備えられている。制作には60万ドル(約8,300万円)もの大金がつぎこまれたという。
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■マスク氏へのリスペクト?
彫刻の所有者は『イーロン・ゴート・トークン』と呼ばれる仮想通貨会社の経営者たちで、彼らはマスク氏の熱烈なファンであり信奉者だという。
彼らいわく、像はマスク氏の仮想通貨への貢献に敬意を表すためのもので、体がヤギである理由はマスク氏がGOAT(Greatest Of All Time(史上最高)だと考えているからだと語っている。
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■テスラ社はスルー
会社の経営者たちはイーロン・ゴート・トークンを宣伝する方法として、マスク氏に像を直接渡すことを望んでいる。像をセミトレーラーに乗せてテスラ本社を訪ねたが、マスク氏は姿を表さず、テスラもコメントに応じなかったという。
一方、オースティン周辺ではこの像の目撃者が続々とSNSに写真をアップロードしており、一定の宣伝効果は得られたのかもしれない。