「写真詐欺」と噂のステーキをウーバーイーツで注文　その味にマニアも愕然…

自宅にいながら、様々なジャンルの料理を食べられる「Uber Eats（ウーバーイーツ）」。その中に、「写真詐欺」と評されるステーキ丼を出すお店を発見。気になる料理を頼んでみたところ…。

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■ネットでは「写真詐欺」という声も

コロナ禍で身近な存在になったフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと様々な料理の写真が並び、見ているだけで食欲をそそられる。ただ、メニュー写真と実物にギャップがあるお店も…。

今回、記者が見つけたステーキ店もその一つ。デリバリー専門店ながら、脂のサシが入った肉にバターが乗った写真はすぐにでも食べたくなってしまう。

評価も星5点中3.8と高め。ネットで評判を調べると絶賛する声も多いのだが、「メニュー写真と違いすぎ」「写真詐欺」といったネガティブな意見も見受けられる。

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■ステーキ丼とウィンナーを注文

記者は週に1回ステーキを食べる「ステーキマニア」。評価が分かれるこのお店のステーキ丼、食べないわけにはいかない。

そう思い「ハラミバターステーキオーバーライス150グラム」（1,680円）とサイドメニューの「トルネードウィンナー」（380円）を注文。ステーキソースは基本がガーリックバターで、特製ソースにも変更可能だが、今回はオーソドックスなタイプを選んだ。

待つこと20分、到着した料理を食べて絶句するのであった…。

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■ステーキ丼を食べてみると…

ステーキ丼はたしかに写真と違う。メニュー写真だとレア気味に焼かれていたが、こちらはしっかり火が通っている。

だが、分厚いハラミ肉が6枚乗っていて、ご飯と付け合せの野菜もギッシリ入っておりボリュームは文句なしだ。期待を込めて肉を食べると、柔らかくハラミ独特のクセもなく美味しい。

ソースもにんにくが効いて、ガッツリ飯として申し分ない。なんだ、美味しいじゃないか。

そう思い二枚目の肉を頬張ると…。固い。先程の肉とは比べ物にならないくらい筋があり噛み切れない。

気を取り直してご飯を食べるも、ベチャッとした食感。ソースがたっぷりかかっていることを加味しても、柔らかすぎる。最初のひと口が美味しかっただけに、落差に愕然としてしまう…。

サイドメニューのソーセージは燻製で香ばしく悪くない。ただ、メニュー写真ではかかっていたはずのチリパウダーが乗っておらず、これだけだと淡白な味。

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■細かい部分で改善が必要か

全体的に写真と違う点が見受けられたものの、肉が信じられないくらいペラペラということはなかった。ただ、肉の柔らかさにバラツキがあったり、ご飯がベチャッとしているなど、細かいところで少々ガッカリしてしまった。

ボリュームは大食いの記者も満足できるレベルで、肉の質・味付けも1,600円ということを考えると決してマズイわけではない。先述した細かい点を改善すれば間違いなく星5の評価になるはずだ。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）