アニメ『ポケモン』、「タケシのパラダイス」に起きた変化 色が変わってる…
アニメ『ポケモン』のエンディングとして流れた「タケシのパラダイス」。その変化とは…。
現在、アニメ『ポケットモンスター』シリーズでは、主人公・サトシと相棒・ピカチュウの最終章である『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』を放送している。
■初期メンバーが集合
そんな最終章では、しばらくメインメンバーから離れていたハナダジムジムリーダー・カスミとニビジムジムリーダー・タケシと合流。25年前にアニメ『ポケットモンスター(無印)』が放送されていた当時のメンバーが揃いネット上では話題に。
この最終章では、なにかと古参ファンへのサービス演出が多く、オープニングは同じく1作目のオープニングをリメイクした曲『めざせポケモンマスター-with my friends-』が流れている。
関連記事:『ポケモン』サトシの優勝にファン感動 粋な演出に「ボロボロ泣いた」
■『タケシのパラダイス』が放送
そんな中、第139話「タケシとデントともりのまじょ!」のエンディングで『タケシのパラダイス』が流れたことで大きな話題に。一時、ツイッターのトレンド上位にもなっていた。
ちなみに、『タケシのパラダイス』はタケシがサンバっぽい服装で踊りながら歌うかなりインパクトのあるエンディングとなっている人気曲なのだが、じつは同曲が過去にエンディングとして使われたのはたった6週間とかなり短い。
この理由について様々な憶測がされていたが、「夏休み限定の曲だったため」と言われている。なお、同曲は定期的に挿入歌として使用。
今回は当時6週間しか流れなかった伝説の映像がアスペクト比もそのままの状態でエンディングに採用された模様。これはファンに取っては嬉しいサービスと言えるだろう。
関連記事:ポケモンの熱狂的ファンが「サトシ引退」を予想していた理由 SV発売で察する
■ルージュラの色に変化?
そんな話題を呼んだ『タケシのパラダイス』だが、楽曲終盤でルージュラがタケシに抱きつく…といったシーンがあるのだが、その際に登場した「ルージュラの色が変わっている」とネット上で話題に。
ルージュラはもともと肌が黒く大きな唇が特徴的だったのだが、これらが海外からは「黒人差別」を助長するのではないかという批判や指摘が相次いだそうで、『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』以降の作品では、ルージュラの肌色が、黒からあずき色に変更されていた。
今回放送された『タケシのパラダイス』でのルージュラのカラーリングはあずき色となっており、変更後のものとなっているようだ。
関連記事:スカパラ『紅白歌合戦』でOPテーマ担当 「愛の讃歌」に斬新なアレンジ
■ファンからは驚きの声
なお、『タケシのパラダイス』のルージュラのカラーリング自体は、2000年代に再放送された際にすでにあずき色に変更されていたようなのだが、アニメシリーズ最終章で再度放送されたことから注目が集まった…といった形のようだ。
これらに対してネット上では「伝説のエンディングが流れたのたしかにすごいけど、地上波でルージュラ出せるんだ…ってなった」「タケシのパラダイスでルージュラの肌の色が黒から紫に変わってる」といったファンからの驚きの声が寄せられていた。
・合わせて読みたい→スカパラ『紅白歌合戦』でOPテーマ担当 「愛の讃歌」に斬新なアレンジ
(文/Sirabee 編集部・北田力也)