ウエストランド河本、『M−1』優勝時の心境語る 「泣きたくはなかった」
カジサックのYouTubeチャンネルにウエストランドがゲスト出演。『M−1』を振り返った。
お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之と河本太が3日、キングコングの「カジサック」こと梶原雄太のYouTubeチャンネル『カジサック KAJISAC』に出演。『M−1グランプリ2022』最終決戦のネタを終えたあとの心境を語った。
■『M−1』出番前の心境
この日のカジサックの動画には、ウエストランドの2人がゲストとして出演。カジサックからの質問への回答を中心にトークが行われた。その中で、ウエストランドが優勝した『M−1』にもフォーカスが当たる。
1stラウンドでは10番目のネタ順だったウエストランド。2020年の決勝戦に出場した際も同じ10番目で、井口は「やっぱり10番経験してたから、ちょっとその10番慣れというか」とリラックスできたと語る。
さらに、「モニターで客席が映ったときにけっこう男の人が映ったんですよ。そのときにちょっと『いけるかも』っていうか。いつも僕らのライブ男のお客さん多いんで」と、客層を見たときにも自信が生まれたという。
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■結果発表時の表情
最終的に、井口が毒舌を連発するネタでウエストランドは優勝をつかむ。井口は以前『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、「優勝すると大変じゃないですか?」「僕らそんなタイプでもないし…」と、じつは優勝することをおそれていて、さや香を応援していたと明かしている。
最終決戦の結果発表では、「2票目さや香、2人目入ったときに、ちょっとうれしそうな感じに、『おっ!』っていう感じになっちゃってて、僕も全然意識はないですけど」と、さや香への票で無意識に喜ぶ表情になっていたようだ。
優勝が決まったあとに「いや… 待ってくれ」と尻込みする気持ちにもなったそうだが、落ち込む表情を見せるのは違うと考え「『やったー!』とはしましたけど」と取り繕ったことを話している。
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■河本「泣きたくはなかったです」
他方、河本は最終決戦の票が自分たちに入るたびにガッツポーズをして、しまいには大号泣。
ウエストランドのネタは井口が中心となる構成で、河本はいわゆる“じゃないほう芸人”だが、「“じゃないほう”が泣くっていうの、もうやられつくしてるというか、泣きたくはなかったです本当に」と、これまでにもあった展開を繰り返したくなかったと告白。
カジサックは、影の薄かった河本が号泣したことに「『お前が泣くんかい』史上1位」「一番おもろかった」と感想を伝えている。