家を出るときに「あの音」が聞こえたら…　約5割の人がやっている行動

日常でたまに訪れる気まずい瞬間。とくに関係性もなく挨拶をする程度の隣人と遭遇したとき、あなたならどうする？

■出かけるタイミングが同じになったら…

玄関で靴を履いてドアノブに手をかけたら、隣室からドアも開ける音が。このまま家を出ればエレベーターや自転車置き場などで会ってしまう…と思い、ワンテンポ遅らせて外出した経験はないだろうか。

ネット上では「出くわしたら挨拶をすればいいだけ」と言う人もいるが、中には「隣人と家出るタイミング同時やったときの謎の気まずさえぐい」「家出るときに隣人がほぼ同時に扉開けたから予想外すぎてキョドってしまった」といった声も少なくない。

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■ほぼ半々の結果に

そこで、Sirabee編集部が全国10〜60代の男女を対象に「外出するときに隣人と同じタイミングだったらどうするか」と調査したところ、「気にせず家を出る」が51.5％、「隣人がいなくなるのを待つ」が48.5％という結果に。若干、気にしない派が多いものの、ほぼ半々となった。

男女別に比較すると、男性で「隣人がいなくなるのを待つ」と答えたのは42.5％、女性は60.2％と女性のほうが気にしている結果に。メイクの有無、防犯などさまざまな理由から女性のほうが隣人との接触を回避しているようだ。

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■玄関に耳を当てて…

「隣人がいなくなるのを待つ派」について、編集部が話を聞いた30代男性は「すれ違うときや、挨拶そのものはまったく気にならないのですが、マンションに入るときと出かけるタイミングが一緒のときは避けてしまいます」と話す。

「玄関を開ける音が結構響くので、隣人だと思ったらドアに耳を当てて『早く出かけないかな』としばらく待ちます。帰宅するときも、隣人に限らずマンションの住民が入っていったら、階段を使ったり、あえてマンションを1周したり…」。

隣人との関係も希薄になっているといわれる昨今だが、玄関先では静かなる駆け引きがおこなわれているようだ。

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（取材・文／Sirabee 編集部・二宮 新一）