北海道限定コンビニ、“やきとり弁当”に衝撃の事実が… 食べたら想像を超えた美味さだった

北海道の函館エリアに存在するコンビニ「ハセガワストア」。人気の弁当が衝撃の内容だった。

2023/02/20 04:00


「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」といった大手コンビニチェーンの他に、地域に根付いたローカルコンビニには独自の魅力があることもしばしば。先日、北海道のみで展開されているコンビニに訪れたら、衝撃の商品を発見した。


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■函館のコンビニ「ハセガワストア」

北海道のコンビニといえば、できたて商品を購入できる“ホットシェフ”が魅力の「セイコーマート」が有名だろう。しかし、函館周辺のみに存在するコンビニが存在し、それが「ハセガワストア」だ。

ハセガワストア

店舗数は13店舗で函館市、北斗市、七飯町に展開されている。記者が訪れた店舗は「ハセガワストアベイエリア店」で、看板の上には名物と思われる「やきとり弁当」のオブジェが掲げられていた。


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■見慣れないエリアが…

コンビニというだけあり、食べ物や飲み物、雑貨といった一般的な商品は揃っているのだが、特筆すべきは厨房だろう。同店舗では飲食店を彷彿とさせるほど大きな厨房があり、そこで店員が手際よく串を焼いている姿が確認できる。

そして店内には「やきとり注文カウンター」なるスペースが存在し、注文を伝えるための伝票も用意されていた。メニューを確認するとやきとり弁当の他に、串焼きを単体で購入することができるよう。

ハセガワストア

今回は定番と思しき「やきとり弁当(小)」(500円)を注文してみることに。

なお、記者は夜の9時過ぎに訪れたが、客足は途絶えることなく若者から家族連れなど、幅広い年代の客が来店していた。弁当のみ購入している人も多く、多くのファンを持つ商品であることが伺える。


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■意外な事実が発覚

ハセガワストア

そして、ゲットしたやきとり弁当がこちら。可愛らしい豚のイラストが描かれたパッケージは、まさに看板の上にあったオブジェのまんまだ。

ハセガワストア

開封すると、ドドンと串が3本入ったシンプルな内容となっている。ここで違和感に気がついただろうか…名称は「やきとり弁当」なのだが、明らかに鶏肉ではなく豚肉ではないか。

公式サイトいわく「北海道の道南エリアでは、一般的に『やきとり』というと豚肉のことを指します」とのことで、その背景には道南地区に養豚場が多く、鶏より豚が安価に手に入りやすかったというのも関係しているのだとか。


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■想像を遥かに超える美味さ

ハセガワストア

意外な事実に度肝を抜かれたが、肝心なのは味だろう。これでもかとタレが絡んだ“やきとり”にかじりつくと…めっちゃくちゃ美味い! もう一回言うマジで美味い! コンビニで提供しているということもあり、正直油断していたところはあるがそれでも顎にジャブを打たれたような衝撃だ。

まず、この豚肉が脂が乗っておりかなりジューシー、かと言って脂身ばかりというわけでなく赤身部分は旨味がたっぷり。タレは甘塩っぱいあの味なのだが、粘度が高くコク深いため濃厚な味わいに。間に入ったネギも焼き目がついており香ばしくて激ウマ。

ハセガワストア

弁当全体にたっぷりとタレがかかっているため「タレが足りない…」なんてことも皆無。下に敷かれたのりとご飯が進む進む。箸休めとなる漬物やサラダの代わりに味変の紅生姜が付属するのも、個人的には嬉しいポイントだ。

なお、「じつは塩もうまい」「チーズソースを追加すべき」と言った情報もあり、まだ楽しみの余地あることに驚きを隠せない。

わざわざ弁当のみを買いに来る人がいるのも頷ける「やきとり弁当」。全国展開してほしいものだが、ここでしか食べられないという特別感も醍醐味のひとつなのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・根室 ひねき

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