連続殺人犯マニアの女が彼氏を刺殺 「アリバイ工作は殺人事件を参考にした」
実刑判決を受けた女は、額縁に殺人鬼の写真を入れ、壁に飾っていたという。
昨年7月に27歳の女が、彼氏を刺殺したことで逮捕された。シリアルキラー(連続殺人犯)が大好きだという女は、このほどついに実刑判決を受けたが、終身刑になる可能性が高いという。『BBC NEWS』や『Daily Mail Online』などの海外メディアが取り上げている。
■殺人鬼の顔写真を壁に
イギリス・ハンプシャー州在住のシェイ・グローブス(当時27)は、昨年7月に隣で眠っていた彼氏を刺殺したことで逮捕されていた。裁判の結果、グローブスには終身刑が科されるか、最低でも23年は刑務所内で過ごさなければならないことが決定したという。
グローブスはシリアルキラーの大ファンで、有名な殺人鬼の顔写真を額縁に入れて壁に飾ったり、普段から犯罪の本を読み漁っていた。
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■殺害後に笑いながら電話
殺害された彼氏は2人の息子の父親だったが、グローブスは罪の意識を感じていないようだという。彼氏を殺害後に友人へ電話をかけ、クスクスと笑いながら「殺してやった」と話していたことが、裁判で明かされた。
またグローブスは、彼氏との性行為をこっそりと録画し、編集によって行為を強制されたように見せかけ、自分を性暴力の被害者に仕立て上げようとしていたという。こうした手法やアリバイ工作は、数多くの犯罪ドキュメンタリー映画を見て学んだようだ。
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■ふてぶてしい態度で…
昨年に逮捕のため自宅に警察が訪れた際も、グローブスは「逮捕されるのね。知ってるわ」と、ふてぶてしい態度でタバコをふかしていた。
裁判中もむっつりとして何も言わないグローブスに対して、被害者の父親が涙を見せながら「悲観に暮れており、立ち直れるかわからない。輝く光である息子は、いつでも私たちの心の中にいる」と語った。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)