グンマーで遭遇した注意の標識、何かがおかしい… 予想外の「3文字」に称賛相次ぐ

株式会社ゼンリンが投稿した「標識」の写真に、奇妙すぎるフレーズが…。日常生活ではまず見かけないワードに、注目が集まっているのだ。

2023/03/10 04:45


道を歩いていれば「見かけぬことはない」と言っていいほど、日常的に目にしているのが道路の案内標識。しかし時には、奇妙すぎるフレーズを用いた標識に遭遇するケースもあるようで…。

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■この標識、何かがおかしい?

今回注目したいのは、地図情報に造詣の深い「株式会社ゼンリン」公式アカウントが投稿した1件のツイート。

1月31日の「愛妻の日」に因んで投稿されたもので、「『愛妻の日』といえばやっぱこれ! 嬬恋村には、標識まで立てて愛妻家を守ってくれるやさしい道路があります」と、綴られていたのだ。

嬬恋村

その標識というのが、ピクトグラム付きで「農耕車両に注意」「愛妻家に注意」と記されたデザインで、思わずクスリとしてしまう。


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■「良いデザイン」と話題に

「愛妻家」という予想外の3文字が並んだ標識に対し、他のツイッターユーザーからは「良いデザインだな」「これは素晴らしい」「誰のアイデアなんだろう? 良いじゃないですか〜」など、称賛の声が多数寄せられている。

嬬恋村

なお、話題の写真は「グンマー」の愛称でお馴染み、群馬県の「嬬恋村」(つまごいむら)にて撮影されたもの。続くツイートでは、愛を大声で叫んでいるかのようなピクトグラムを添えた「愛妻の丘」なる地名の案内標識の写真が投稿されていた。


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■ゼンリンの「粋なコメント」にほっこり

話題のツイートを投稿した「ゼンリン」の公式アカウントでは日頃、「地図を読む楽しさ」を伝えられるよう、自社の地図を活用しての情報発信に励んでいる。

今回紹介した「愛妻家に注意」の標識を初めて見た際は大変な衝撃を覚えたそうで、ゼンリン担当者は「愛妻の丘には愛妻家が集まるという特徴をユニークに紹介されている、ステキな看板だと感じました」と、当時の様子を振り返っていた。

嬬恋村

「地図」といえば、道に迷った際や経路の確認時に使用するのがセオリーだが、「困ったときしか地図を見ないという方にも、違った地図の活用の仕方や、魅力を感じて頂けたら幸いです」と粋なコメントを寄せてくれたのも、印象的である。

ゼンリンの投稿を受け、2月上旬には「嬬恋村」の担当者をコンタクトをとることに成功。話題の標識が誕生した経緯などについて取材を打診したのだが、残念ながら同村の詳細は明らかにならなかった。

果たして「愛妻家に注意」の標識は、どのような経緯で誕生したのだろうか…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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