岸田文雄首相、マスクの着脱について説明 「強制するものではありません」
13日よりマスク着用に関するルールが変更され「個人の判断」に委ねられたことを受け、岸田文雄首相が改めて説明。さまざまな声が寄せられた。
岸田文雄首相の公式ツイッターが13日に更新。同日より変更された、新型コロナウイルス対策のマスク着用に関する方針について改めて説明し、着脱を強要するものではないとして呼びかけている。
■マスクを外して取材に応じる
岸田首相は、「本日よりマスクの着用について変更となり着脱については個人の判断になります」とつづると、「これは個々人の着脱を強制するものではありません」と説明。
「また高齢者施設を訪れるなど重症化リスクの高い方々への配慮が必要な場面では着用をお願いします。詳しくは厚生労働省HPなどをご覧ください」と呼びかけた。
添えられた映像では、岸田首相が総理官邸でSPと共にマスクを外して取材に応じ、「私自身、マスクを外す場面が増えると考えています」と話している。
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■「個人の判断」に
厚生労働省では、これまで屋外ではマスクを外し、屋内では着用するよう呼びかけていたが、きょう13日より屋外・屋内共に「個人の判断にゆだねる」ことが基本となった。
高齢者や重症化リスクの高い人への感染を防ぐために、医療機関の受診時や、高齢者施設を訪問する際、通勤ラッシュなどの混雑した電車やバスに乗車する際にはマスク着用を推奨している。
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■「場所による」「気まずかった」
岸田首相の投稿に、インターネットユーザーからは「場所によりますよね。外で歩いたり自転車のときは外したいと思います」「颯爽とノーマスクで銀行行ってきたんだけど、俺以外の客、銀行員全員マスクしててすげー気まずかった」「マスクを装着したい人、外したい人、それぞれいますもんね」といった声が寄せられた。
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■マスク姿に違和感なし?
なお、脱マスクが進んでいる海外からみると、日本は「遅れている」との声もあることから、Sirabee編集部では、全国10〜60代男女1,000名を対象にマスクに関する意識調査を実施。
脱マスクが進む海外と異なりマスク姿だらけな日本の状況に対して、74.8%が「適切だ」と回答。一方、25.2%が「馬鹿馬鹿しい」との回答もみられた。
およそ7割は、マスク姿の状況に違和感を持っていないことがうかがえる。今回のマスク着用における新たな方針によって、日本もマスクを外すきっかけとなるのか、さほど変化は見られないのか、人々の動向に注目だ。