“野球ハラスメント”が話題に 「ムカつく」「押しつけるな」さまざまな声
WBCで盛り上がる中、「野球ハラスメント」なるワードに注目が。怒りをあらわにする人の一方、冷静に受け止める人も。
現在開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連日盛り上がりを見せる中、16日午後にツイッター上で「野球ハラスメント」のワードがトレンド入り。さまざまな声があがるなど話題となっている。
■WBCに関する質問に…
WBCでは、大谷翔平選手らを擁する野球日本代表・侍ジャパンが1次ラウンドで4戦全勝。きょう16日よる7時より行われるイタリア代表との準々決勝にも期待が集まっている。
そんな中で浮上した“ハラスメント”の発端は、お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也の発言。イベントに出演した際、野球に興味がないと公言する嶋佐にWBCに関する質問が飛んだ。
相方・屋敷裕政が「(嶋佐が)『早く負けてほしい』って言ってたよな」と暴露すると、嶋佐は「(応援する選手は)別にいないです」「面白くないんだよな」などと発言。これが話題となり、インターネット上で批判の声があがった。
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■「野球ハラスメント」と報道
一部メディアが嶋佐の“炎上”について触れると、SNS上にあがっている「WBC興味ないって言ってるのに」「野球ハラスメントにうんざり」「『見てなくて…』と答えると非国民扱いされるの意味分からん」などといった不満の声を合わせて、「野球ハラスメントに悩む人続出」と伝えた。
この報道を受け、ツイッター上でも「野球ハラスメント」のワードがトレンド入りしたようだ。
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■野球ファンが反応
このトレンドワードに、多くの野球ファンが反応。
「早く負けてほしいなんて言われたらそりゃムカつきはするよな」「そりゃ早く負けろは批判されるって。他人の好きを否定するってそういうことよ」「『興味ないから早く負けろ』って、対象が野球じゃなくて自分が好きな何かだったら、そう言われたときに嫌な気持ちになることぐらい分かると思うんだけど…」といった声があがった。
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■理解を示す人も
その一方で、「私もサッカーにはまったく興味がないので、盛り上がってるときに興味があるの前提で話が進むとちょっとつらい」「なんであれ興味ない人に押しつけるのは違う」「好きなこともあれば、興味ない、嫌いなのもそりゃいるからね」と理解を示す人も。
また、「ハラスメントを言い出したら、世の中ハラスメントだらけですよ」「ハラスメントなんて騒ぐよりスルーする力を磨いたほうがいい」「ハラスメントがあったのならハラスメントを行った人を非難すれば良いわけで。競技に文句を言うのはお門違いな気が」と冷静に受け止める人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)