右手小指骨折の源田壮亮、WBCイタリア戦タイムリー裏側 辻発彦氏が公開
右手小指を骨折しながらもイタリア戦で適時打を放った源田壮亮。工夫されたバットを辻発彦氏が公開する。
プロ野球・埼玉西武ライオンズ元監督の辻発彦氏が17日、自身のツイッターを更新。野球世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のイタリア戦で適時打を放った日本代表・源田壮亮選手(西武)を称えた。
■右手小指骨折もダメ押し打
きのう16日に東京ドームで行われたイタリア代表との準々決勝。侍ジャパンは3回、岡本和真選手の1号3ランなどで4点を先制し、その後も本塁打などで着実に加点する。
7回1死一、三塁の場面では源田選手が打席に。10日の韓国戦で右手小指を骨折しながらも、試合を決めるダメ押しの一打。日本を準決勝進出に導いた。
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■世界一に向けエール
試合から一夜明けたきょう17日。
今大会、Amazonプライム・ビデオの中継でコメンテーターを務めている辻氏は「準決勝進出おめでとう 栗山監督お疲れ様! 選手の皆さんお疲れ様! ありがとう! 昨日の試合でもう現場で放送、応援できないと思うと寂しいけど………あと2試合、日本から全力応援だ」と侍ジャパンをねぎらい、世界一に向けエールを送る。
球場の写真や共演者との集合ショットをアップし、さらにテープでグリップをグルグル巻きにしたバットも。
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■源田選手のタイムリー裏側
じつはこれ、源田選手のバット。グリップを太くすることで、指を骨折していても強振できるようになっている。
辻氏は「バットのグリップエンドに工夫をして痛みもあるのにタイムリーも打って頑張ったね! 源ちゃん」と西武時代の教え子の活躍を喜んでいた。