元医師が流暢なベンガル語を話す理由に感動拡がる 「言語を学び命を救った」
イギリス人の元医師がベンガル語でインタビューに応える様子が投稿され、流暢に話せるようになった理由に多くの人が感動している。
イギリス人で元医師の女性が流暢なベンガル語で話す動画がネット上で話題になり、ツイッターでは3.6万「いいね!」、4,900件以上もリツイートされた。『INDIA TODAY』が報じている。
【動画】イギリス人の元医師が流暢なベンガル語を話す理由に感動
■ロンドンでベンガル語
話題になっている動画は、ハリマ・カーンさんという人物がツイッターに投稿したもの。映っているのは、イーストロンドンのライムハウスで開業医を引退したイギリス人のアンナ・リビングストンさんだ。
1分以上の動画ではアンナさんが記者と会話している様子が映し出されており、アンナさんは流暢なベンガル語を披露している。
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■患者の話を理解するため勉強
アンナさんは、通訳者がいなかった80年代当時に、患者の話を理解するためにベンガル語を学んだという。
英語とは大きく異なるベンガル語は、英語圏の人が会得するのはかなり難しいとされている。しかし純粋に患者のためを思って行動したアンナさんの人間性に、多くの人々が感銘を受けたようだ。
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■「賞をあげるべき」と投稿主
投稿主のハリマさんは、国会議員であるアプサナ・べガムさんに対し、アンナさんに賞を与えるように要請している。
またツイートでも「彼女の社会への貢献は卓越しており、なおかつそれは純粋で個人の利益など考えず、優しい心から生まれたものだ」「否定的な意見が多い今、私たちは模範となるようなヒーローがもっと必要である。ベンガル語のような難しい言語を学んだ彼女は多くの命を救った」とコメントしている。
投稿を見たネットユーザーからは、「ポジティブな話をソーシャルメディアで見ることができるのは嬉しいこと」「何年も前にこの素晴らしい女性医師について聞いたことがある。ようやく会うことができ、とてもうれしい」と感動の声が続出している。