赤楚衛二、『舞いあがれ！』でブレイク前に… 人知れず「挫折期」を経験していた
『舞いあがれ！』の最終回が迫る中、赤楚衛二への注目度が増している。関係者は、赤楚の高い演技力を評価していて…。
最近、多くのドラマに出演する赤楚だが、人知れず「挫折」を味わっていたようで…。
【関連】『舞いあがれ！』、主要キャスト7人の「共通点」 全員”アレ”を経験していた…
■赤楚にスポットが当たる話が増える
『舞いあがれ！』の舞台は、1990年代から現代にかけて。ヒロインの岩倉舞が空とパイロットに憧れ、ものづくりの町である東大阪と自然豊かな長崎の五島列島で様々な人と絆を育みながら夢に向かって奮闘する物語だ。
ヒロインの舞役は福原遥が務める。赤楚はヒロインの幼馴染で、後に結婚する夫役だ。
普通の会社員生活が性に合わず、旅をしながら短歌を詠んでいたが、24日の放送回では大好きな短歌をやめようとしていることを告白する。今後、赤楚にスポットが当たる物語が増えそうだ。
関連記事：『舞いあがれ！』、主要キャスト7人の「共通点」 全員”アレ”を経験していた…
■知られざる「挫折期」
赤楚は2010年に名古屋のアイドルグループとして活躍し、15年から本格的に俳優活動を始めた。2020年のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』（テレビ東京系）で注目を集め、21年の『彼女はキレイだった』（フジテレビ系）や同年の『SUPER RICH』（同系）、昨年の『石子と羽男─そんなコトで訴えます？─』（TBS系）など、話題の連続ドラマに多数出演している。
順調に活躍しているように見えるが、人知れず「挫折」を味わっていたようだ。あるテレビ局関係者が語る。
「赤楚さんは15年以降、多くのドラマに出演してきましたが、じつはほとんどの作品がゲスト出演でした。同年代の俳優が主要キャストに抜擢される中、『このままで大丈夫だろうか』と不安を感じていたそうです。彼の代表作となった『30歳まで童貞だと─』で注目されるまで、自分に自信を持てないことがあったといいます」（テレビ局関係者）。
関連記事：『舞いあがれ！』、主要キャスト7人の「共通点」 全員”アレ”を経験していた…
■「表情や仕草で魅せる」
苦しい時を乗り越え、今やすっかり売れっ子俳優となった。赤楚へのオファーが途絶えないのには、こんな理由が。
「赤楚さんは心情を表現する際の表情や仕草で魅せることに長けています。長いセリフでなくても、彼がセリフを読む際のちょっとした所作から、感情を読み取ることができます。赤楚さんは整った顔立ちをしているので外見的な魅力もありますが、内面である彼の演技を好きになる人も多いみたいですよ」（前出・テレビ局関係者）。
ある芸能事務所関係者は、赤楚の高い演技力の秘密を語る。「役作りに力を入れています。自分が演じる役の外見から内面まできちんと準備をし、自分の中で疑問がなくなるまで役に入り込むんです。昔から、どんな役柄でもそうしたアプローチを徹底していたそうですよ」（前出・テレビ局関係者）。
役作りは俳優にとって欠かせないことであるが、赤楚は人一倍力を入れていたのだろう。
関連記事：日向亘、片岡凜が高校生カップル役 山田裕貴主演『ペンディングトレイン』
■今後、さらにオファー増加か
『舞いあがれ！』は3月31日で最終回を迎えるが、朝ドラ終了後も赤楚の仕事は途絶えない。4月クールのドラマ『風間公親─教場0─』（フジテレビ系）、『ペンディングトレイン─8時23分、明日君と』（TBS系）に出演が決まっている。
今後、赤楚へのオファーはさらに増える可能性があるという。「朝ドラに出演したタレントはブレイクする傾向があります。赤楚さんは朝ドラが終わってすぐ『教場0』に出演しますが、これは非常にいい流れです。この作品は木村拓哉さん主演の刑事指導官の姿を描いた物語で、赤楚さんは彼のバディ役を努めます。物語の要となる役なので、さらに赤楚さんへの注目度が増すかもしれません」（前出・芸能事務所関係者）。
「挫折」を乗り越え、赤楚は俳優としてさらに”舞いあがる”に違いない！
・合わせて読みたい→日向亘、片岡凜が高校生カップル役 山田裕貴主演『ペンディングトレイン』
（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
この記事の画像（1枚）
