自分のLINEは「おじさん構文」だと思う? 自覚度が一気に上る年代は…
なぜはびこるのか謎も多い「おじさん構文」。自分の文章がおじさん/おばさんくさいと自覚しているか調査してみたら…。
近頃、「おじさん構文」という言葉をよく見かける。中年男性がLINEやチャットなどで使いがちな文章のことで、「顔文字や絵文字を多用する」「語尾のナやヨがカタカナ」「!・!?が多い」「句読点が多い」といった特徴があるという。
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■下心が見え隠れするおじさん構文
たとえば、「あきチャン、久しぶり! 僕明日も仕事だけどなかなか寝れないヨ〜(^_^; 早くあきちゃんに会いたいナ(・_・;ナンチャッテ」といった文章のようなもの。
自分は性的にもまだ現役だと考えている中年男性が、下心を隠しきれずに送るようなシチュエーションも少なくないようで、気持ち悪い文章の代表例としてネタ化している。
なお、男性だけでなく女性でも「おばさん構文」なる中年くさい文体があるとも。では、自分のLINEやメール文について、おじさん・おばさんくささを自覚している人はどれくらいいるのだろうか。
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■6割弱が自覚・心配
Sirabee編集部が、3月27〜28日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「とてもおじさん/おばさんくさいと思う」と答えた人は11.0%。
「ややおじさん/おばさんくさい」が47.6%で、6割弱はおじさん/おばさんくささを自覚もしくは心配していることがわかった。
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■跳ね上がるポイントが複数
中高年が自分の文章におじさん/おばさんくささを感じるのは当然としても、それは何歳くらいから気づくものなのだろうか。今回の調査結果を年代別に検証してみると興味深い結果に。
自分の文章が「とてもおじさん/おばさんくさい」と感じる人は、10〜30代では3%台にとどまる。ただ、30代になると「ややおじさん/おばさんくさい」と少し心配になっている人が5割に迫っている。
おじさん/おばさん構文の自覚が本格化するのは、40代になってから。「とても…」と感じる人は4〜50代ではまだ1割台だが、60代になると34.4%まで跳ね上がる。
30代と40代の間、50代と60代の間にそれぞれ心理的な壁があるのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)