栗山英樹監督、WBC不調時の村上宗隆の“ある行動”で 「絶対打つ」と確信
WBC・栗山英樹監督が村上宗隆内野手を見て「野球の神様が守ってくれる」と思った理由は…。
10日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で「侍ジャパン」を世界一に導いた栗山英樹監督が出演。明かされたWBCの裏話が、ネット上で話題に。
■サプライズ出演でスタジオ歓喜
数々のスター選手、名シーンを生み出したWBC。その中心としてチームを引っ張った栗山監督のサプライズ出演とあり、しゃべくりメンバーのボルテージは最高潮に。
大会中の世間の声やネットニュースへの反応、北海道日本ハムファイターズ時代を一緒に過ごし、またそれ以前から繋がりのあった大谷翔平投手との関係、などさまざまな質問に、栗山監督は時おり照れ笑いを浮かべながらも答えていく。
そうした中、一際スタジオの関心を集めたのは、村上宗隆内野手についてだった。
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■「どれだけ苦しくても…」
1次リーグ全試合で4番を任されたものの、その際は打率1割台と不振にあえいでいた村上内野手。5番で迎えたイタリア戦では初タイムリー、つづくメキシコ戦では逆転サヨナラタイムリーツーベース、アメリカ戦では同点ソロホームランと完全復活したが、当初はネット上にも厳しい声が並んでいた。
そういった状況でも、村上を決してクリーンナップから下げなかった栗山監督。それはある行動を見てのことだったという。語られたその内容とは「どれだけ苦しくても(ベンチに)帰ってきたらすぐ(応援の)声出る」というもの。
自身がどれほど精神的に参っていても、味方のプレイを応援するその姿勢に感動したのだそう。
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■「絶対打ってくれる」と確信
「チームに対する想いとか姿勢とか姿は、(心に)グサグサ来るんですよ」「絶対野球の神様が守ってくれる」「絶対打ってくれると思える」と振り返った栗山監督。
視聴者からも「村上選手も苦しかったろうに、ずっとチームを応援してたもんね…」「言葉にしないけどお互いを思い遣っていたということ」「メキシコ戦のツーベース、いま思い出しても泣いちゃいそう」と多くの反響を呼んでいた。
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■村上内野手も「感謝」
対する村上内野手も、WBC閉幕後、自身の公式インスタグラムを更新。
「最後は栗山監督を世界一の監督にしたい、このチームを世界一のチームにしたいその想いだけでした」「僕を信じて起用してくれた栗山監督」「感謝しかありません」などと記し、監督への想いを語っていた。
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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太)