梅沢富美男、『バラダン』でパワハラ問題に独自見解 「芸能界では通用しない」
梅沢富美男が芸能界のパワハラについて独自の見解を明かし…。
10日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、梅沢富美男が芸能界のパワハラについて持論を展開した。
■芸能界のパワハラ問題に梅沢が持論
番組は『シン・仮面ライダー』の撮影で、監督を務めた庵野秀明氏のアクション監督に対する振る舞いが一部から「パワハラではないか」と批判を受けているニュースを取り上げ、出演者が議論する。
梅沢は「1つ、私の意見として聞いてちょうだいよ。パワハラだどうのこうのっていうのは、芸能界じゃ通用しないんだよ」と持論を展開した。
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■イジってもらってナンボの人もいる
さらに梅沢は「それを商売にしている人がいるの。イジってもらってナンボって。おバカキャラの子がいたら、イジってもらわなきゃ商売にならないでしょ」とまくし立てる。
続けて「おデブキャラの子もさ。今はブスというのはいけないんだろ? だから、そのまずい顔。それを売り物にしている人がいるからさ。美人がいて、そうじゃない人がいるから1つのネタになる」と指摘。
そして「それをイジったらパワハラだのモラハラだのって、芸能界じゃ通用しないよ。だからいろんな番組を作っていても、似たような番組になっちゃう」とコメントした。
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■監督が満足しなければダメ
ふかわりょうから「制作現場ではどうか?」と質問されると、「俺は役者を何十年もやってるから言えるんだよ。役者というのは、自分のなかで『あ、俺いい芝居したな』っていうシーンがあるんだよ」と梅沢。
続けて「でもそれは、監督が気に入らなかったら、ぷっつり切っちゃうんだよ編集で。なかったことになるんだ、その芝居は。そういう仕事をずっと続けているのが芸能人なんだよ」とコメント。
さらに「自分たちがやって満足したってダメなんだよ。監督が満足しなきゃ。しょうがないだろう。嫌ならでなければいい」「出るんだったら、監督の言うことを聞くしかないだろう」と話していた。
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■世代で意識が変わっている?
パワハラへの認識は人や世代で異なっている。Sirabee編集部が、全国20〜60代の男女1,664名を対象に実施した調査で「過去に『今思うと、パワハラだったな』と感じる行動をとったことがある」と答えた人は28.8%。
さらに年代別で見ると、中高年男性の割合が高く、50代は38.8%に。昭和から平成初期に青年時代を過ごした人々は「ちょっと厳しすぎたかも」と感じる振る舞いをした経験を持つ人が多い。
梅沢の持論に視聴者からさまざまな意見が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1664名(有効回答数)