板前歴20年の裏技「スーパーのステーキ肉を2倍おいしくする方法」が最高 今日から試したい
『料亭スタイル』が投稿したスーパーのステーキ肉をおいしくする方法。実際に試してみたら…。
明治45年創業の料亭がルーツの「仕出し割烹 しげよし」による「プロ直伝のレシピ」をわかりやすく紹介しているYouTubeチャンネル『料亭スタイル』。今月1日には「【板前歴20年の裏技】知らないと人生損するスーパーのステーキ肉を2倍美味しくなる作り方 【絶対失敗しない】」と題してステーキの焼く動画を投稿していた。
簡単なようで意外と難しいステーキ。この方法なら本当に失敗しないのか、Sirabee編集部は実際に試してみることにした。
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■「2倍おいしくなるステーキ」の材料
・好みのステーキ肉
・塩コショウ
・サラダ油
・ビニール袋
今回はスーパーでももステーキ肉とサーロインステーキ用の2つで試してみることに。ビニール袋は本来ジップロックなど密封できるものが好ましいとのこと。今回は万能なアイラップを使用した。
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■側面から焼くのがポイント
ステーキ肉の両面に塩コショウをがっつりとつけたら、フライパンに油を入れて煙が出るほど強火で熱し、ステーキ肉の側面から焼いていく。
この段階でしっかりと焦げ目をつけて焼いておくのがポイントだ。焦げ目がついたらフライパンから取り出し、ビニール袋に入れられるくらい冷ましていく。
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■炊飯器で30分保温
ステーキを冷ましている間に炊飯器の半分の量の水を60〜80℃まで沸かし、肉はビニール袋にお湯が入らないようにしっかりと空気をぬいで結ぶ。
お湯と肉を炊飯器に入れ、保温のスイッチを押して30分放置すれば、「板前歴20年の裏技」が詰まったステーキの完成だ。
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■中がしっとりしておいしい
外側は焦げ目がついていて、内側はピンクの理想的なステーキ。料亭スタイルによれば「(炊飯器に入れることで)60〜70℃で保温されるのでちょうどタンパク質が固まる手前の温度」でミディアムレアのステーキができるという。
固くならず中にも火が通りすぎずでちょうど良い感じ。あらかじめ塩コショウで味をつけているのでそのままで十分食べられるが、お好みのソースをつけても良さそうだ。最初に塩コショウの量を調整しておきたい。
一方、サーロイン用ステーキは肉が薄かったためか、火入れの時点で焼きすぎたせいか、やや火が入りすぎた印象ではあったが、それでも柔らかくいつもよりおいしく食べられた。
炊飯器が埋まってしまうので一緒にご飯が炊けないのがデメリットではあるが、非常に便利なテクニックなので、ステーキを作る際にはぜひ試してみてほしい。
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■ステーキ肉を2倍おいしくなる作り方
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)