ひろゆき氏、正義がテロリストになる“思考”について持論 「納得の一言」の声
「正義の実現」が「テロリスト」になる“思考”について持論を語った西村博之氏。ユーザーからも共感の声が。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が18日、公式ツイッターを更新。正義がテロリストになる「思考」について持論を語った。
■現職総理の襲撃事件に衝撃
今月15日には、衆議院の補欠選挙の応援演説のために岸田文雄首相が訪れた和歌山県の雑賀崎漁港で、爆発物のような物が投げ込まれる事件が発生。不審物を投げ込んだとみられる人物が威力業務妨害の容疑で逮捕された。
岸田首相や聴衆にけがはなかったものの、現職の総理大臣が襲撃されたことは大きな衝撃を呼んだ。
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■ろくでなし子氏が投稿
こうした事件について、漫画家、美術家のろくでなし子氏が「子供の頃、あさま山荘事件のTV特集を見て、単純に異常で怖い人達で自分とは関係ないと思ってた。でも関連本や映画をよく観るほどに、最初は彼らも世の中を良くしたいと願う素朴な若者達だったのを知り、ますます怖くなった」とツイート。
「もしかしたら誰でも(自分すら)何らかのきっかけで正義の暴走に陥る可能性があるということだ。そうならない為にも、事件の内情を丁寧に検証することは重要だと思う」とつづった。
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■「正義の実現」と「テロ」とは
ひろゆき氏は、このろくでなし子氏の投稿を引用すると、「世の中を良くする正義を実現する為なので『違法行為でも許されるべきだ』という考えを許容すると、テロリストとの差はなくなっていくのだと思います」と指摘している。
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■「納得の一言」の声
ひろゆき氏の投稿に、ネットユーザーからは「大義名分なんてどうにでもなりますもんね…」「納得の一言」「『目的が手段を正当化する』と唱えて行われることは、大抵悲惨な結果になりますね」などと共感の声が寄せられている。