賛否ある『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編が面白い3つの理由 超一流店のSPメニュー
『鬼滅の刃』(フジテレビ系)の新編が4月からスタートした。本記事は主に3つの観点から、作品の見所を考察する。
『鬼滅の刃』(フジテレビ系)の「刀鍛冶の里編」が4月よりスタートした。低く評価する者もいる同編が、どのような面白さなのかを考察する。
■作品がノッてくる頃合い
「刀鍛冶の里編」の面白さは、大きく3つに分けることができるだろう。まずは、ここまでの放送されているアニメでもわかる通り、『鬼滅の刃』自体が非常にノッてきている頃合いであること。
様々なお約束のようなパターンも確立されてきた。初回から様々なキャラクターが個性を出し合いながら、面白いやりとりを繰り広げている。新しいステージで「柱」と 「上弦の鬼」が登場するのも安定のパターンとなった。
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■魅力的なキャラ・甘露寺蜜璃
そして何より「刀鍛冶の里編」の特徴は、魅力的なキャラクターにある。中でも恋柱の甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり )は、同編の主役と言っても過言でないほどのキャラ。
今回のmilet×MAN WITH A MISSIONによるエンディングテーマ『コイコガレ』でも、甘露寺が主役のような映像となっている。
恋柱・甘露寺蜜璃は非常にストレートな、愛されるキャラクターと言えるだろう。ストレートなキャラクターを反映してか、声優もトップ女性声優の1人である花澤香菜が務める。
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■魅力的なキャラ・時透無一郎
次に注目できるキャラクターは、もちろん霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)だ。「刀鍛冶の里編」が批判されがちな明確な理由は、ともに戦ってきた我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)と嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)が参加していないこと。
しかし、今回活躍する無一郎も、最新の人気投票でも第3位の人気キャラである。無一郎はちょっと見てわかるキャラクターとは違い、じつのところ主人公のような正統派キャラと言えるだろう。同編は、十分に魅力的なキャラクターが活躍するのだ。