『セーラー戦士』姿で「社員採用」イベントに出席した女子大生 その手応えは?
約12万人が来場した『ニコニコ超会議』。会場内で行われていた「社員採用」イベントにカマを持ったコスプレ女子大生が…。
4月29日と30日、千葉・幕張メッセで開催されたニコニコ動画のリアルイベント「ニコニコ超会議2023」。その会場内で催された就活イベント「超ドワンゴ社員採用」を覗き見してみた。
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■今回もおもしろ企画満載の「ニコ超」
中村獅童出演のリアル公演「超歌舞伎」、初音ミクなどボカロ曲オンリーのライブステージ「超ボーカロイドエリア」、特設のサウナブースを設けた「超サウナ」など、他イベントでは見られない一風変わった催しが会場各地で企画されるニコニコ超会議。
ユニークだったのが、ニコニコ動画や超会議を展開するドワンゴの社員雇用関連ブース「超ドワンゴ社員採用」。バリバリに活躍する社員たちがトークショーを展開し、業務内容ややりがい、苦労している点を明かしつつ、採用フローなども説明するしっかりした新卒・中途向けの会社説明会なのである。
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■コスプレ姿での出席も…
この日、コスプレ広場で『美少女戦士セーラームーン』セーラーサターンに扮していたコスプレイヤー・とよ様(@toyosama0)さん。現在大学4年生で、いままさに新卒の就職活動真っ只中。記者が社員採用ブースがあると説明すると、「え、受けてみたいです!」と興味を持っていたので同行させてもらった。
コスプレ姿で会社説明会に出席とはなんともクールだが、これぞ超会議の魅力でもある。ブースに到着すると同社社員によるトークイベントが開催されており、すでに別のコスプレイヤーをはじめ男女20名ほどがトークを聞き入っていた。ちなみにスーツ姿のガチな人はいなかった。
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■明かされる赤裸々エピソード
「踊ってみた」担当、「ボカロ」担当、ゲーム担当、若手エンジニアなど、この2日間で数々の社員が登壇し、包み隠さず会社内で体験した出来事を語っていた。
「歌ってみた」担当のトークショーでは、いかに歌い手と接し盛り上げていくかというプロデューサーとしての裏話や、「キャンプしながらオンライン会議に出席したことも(笑)。ちゃんと仕事はしてます」といった赤裸々なエピソードも。ステキすぎる社風…!
それを、セーラーサターンの武器である「沈黙の鎌(サイレンス・グレイブ)」を手に持ち真面目に聞いているとよ様さん。「サターンじゃなくて制服系コスのほうが、この場所にマッチしていたかな…」と謎のTPO論を口にする。
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■「社員さんともお話できて感動」
終了後、トークイベントの感想を聞いてみた。
「恥ずかしながら、まだ志望する業界がしっかり定まっていなかったので、トークを聞いていて非常に(ドワンゴへの)興味が高まりました。ピアノを長年やってきたので漠然と『音楽業界に就けたらステキだな』などと思ってきましたが、イベントや企画を通してアーティストが活躍できる場所を創生するというお仕事は大変魅力的に映った。親近感が沸きましたね」と目を輝かせる。
新型コロナの影響もあり近年は会社説明会をリモートで行う企業も多く、「実際にイベントへ参加して、さらに会社のことを知れるなんて最高です。普段はスーツで緊張しちゃうことばかりですが、今日はコスしているとあり気持ちも軽い。トークイベントが終わってからドワンゴ社員さんともお話ができ、『ぜひ受けてみてね!』と言っていただき感動でした」と手応え十分でコスプレ広場に戻っていった。