武田鉄矢、先生の才能がある人物の特徴を語る 「クラスの全員が…」
大学時代に教育実習を行った学校の先生から、武田鉄矢は「いい先生になるね」と言われたそうで…。
7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した武田鉄矢が、過去に教育実習を行った学校の先生から教えられた「先生としての才能がある人物」の特徴を語った。
■教員免許がないまま…
番組内では、4月に採用された小学校1年生の担任をしていた男性が教員免許を取得できていなかったと分かったため、東京都教育委員会が採用を取り消したことを発表したというニュースを紹介。
なお、男性は「免許取得見込み者」として採用されたものの免許の確認が取れないまま4月に入り、その後大学で必要な単位の取得漏れが判明。東京都教育委員会は「免許取得の確認が甘かった」として、今後は徹底するとしている。
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■免許を持たない教員に賛成?
一方で、全国では教員不足が深刻化しており、各自治体では教員免許を持たない社会人の教員採用に注力しているとのこと。
するとこのニュースを受け、スタジオではドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)で長く教師役を演じていた武田に、番組司会の東野幸治は「教員免許を持たない教員」の存在に賛成かどうかを質問。
対する武田は「賛成ですね」と答えると、「教職っていうのは基本的に免許の問題ではなくて、一種、向き不向きがあるみたいで…」と続けた。
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■「あんたいい先生になるね」
そんな武田は、福岡県の教育専門の学校に通っていた過去を明かし、大学3~4年生のときに教育実習を行った思い出を語り出した。
そのとき1ヵ月間教壇に立ったという武田は「私、ロクな授業していないんですよ」と当時をぶっちゃける。だが、自分を指導してくれた先生から別れ際に「あんたは教師としては失格だ」「しかし、あんたいい先生になるね」と言われた思い出を告白。
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■胸に刺さった“ある一言”
そして、この先生から“教師”は「教えることが上手な人物」であることを教えられた一方、“先生”は「教壇に立ったらクラスの全員が見ているような人物」かどうかで才能があるか分かると伝えられたという。
その上で、先生に「あんたの教え方はめちゃくちゃ、指導要領は外れとるし…」「だけどその話をしとるときは、子供はみんなあんたの顔ば見とったもんね」と言われたという武田。しかし直後、先生には「先生になるつもりなかろう?」と見抜かれ、当時はこの一言が武田の胸に刺さったとのことだ。
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(文/Sirabee 編集部・綿 つゆ子)