突然の冷水にビックリ 約8割の人が経験した風呂場でのトラブルとは
泡を流そうとシャワーでお湯を出したはずが、頭から冷水を浴びてビックリ。
気持ちいいはずのお風呂タイムで突如、身が縮むような冷たさにビックリした…という経験がある人は意外と多いようだ。
■シャワーが急に水になってビックリ
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で79.8%の人が「シャワーが急に水になり冷たい思いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は79.2%、女性は80.3%という結果になっている。
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■シャンプーをしていると突然水に
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「たまたまかもしれませんが、シャンプーを流していて目が開けられないときに、突然水になってしまうことが多いような気がします」と述べた。
頭から浴びるのは冷たいのでお湯になるまで待っているが、シャンプーが入りそうで目も開けられず、シャワーを握りしめてただ佇んでいるのがなんとも間が抜けているように感じて嫌なのだという。
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■寒さと驚きのダブルパンチ
急に冷水を浴びると、寒さと驚きのダブルパンチだという40代の女性は、「冬は洗っている間も寒いので、なんとなくチョロチョロと湯にあたり、泡を流すためにしっかり浴びようとすると水になることがあって」と述べた。
何度経験しても慣れることのない、突然切り替わった水のあまりの冷たさに驚かされるのが嫌で、最近ではしばらくお湯を流して確認してから使うようになったという。
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■途中で水になる3つの原因
北海道ガスのHPによると、シャワーが途中で水になる原因は主に、「水流が弱い」、「冷水サンドイッチ現象」、「給湯器の故障」の3つが考えられるという。給湯器は水の流れを確認することで反応するようになっており、一定以上の勢いがない場合は燃焼が止まってしまうという。
また、一度お湯を出してから止めた際、機械の予熱で中に残った水は温められた状態となる。次に蛇口をひねると予熱で温まったぶんがすぐに出るが、そのあとはまだ温まりきっていないため、しっかり温まるまでの間に冷たい水が出てしまう。これが「冷水サンドイッチ現象」だ。
いずれも、一定量以上の水を流しながら待つことでお湯が出るようになるとのことなので、蛇口をひねってすぐにお湯が出ても少し様子をみてから浴びるようにすれば急に冷たい水を浴びてびっくりするようなことはないようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)